第二次世界大戦中では、ほぼすべてのイギリス軍兵士にジャックナイフが与えられていた。7.5cmほどの刃を持つ折り畳み式ナイフで、缶切りとネジ回しも備わっていた。
所謂十徳ナイフと呼ばれる多機能ナイフ。この項目を見ている紳士淑女の方々も、若さが故の過ちを犯していた頃に持っていたという人もいるかもしれない。 柄の内部へ折り畳む様にしてナイフを始めとする様々なツールが格納される仕組みであり、缶切り、ドライバー、ヤスリ、千枚通し、ノコギリ、栓抜き等、製造メーカーによって様々な種類の物が収められている。 その構造上、刃の強度や殺傷力は本格的なナイフと比べてやや劣るが、何よりコンパクトで携帯性に優れるという点からWW2では軍関係は勿論、満足な装備の出来なかったレジスタンスにも好まれた。 現在でもホームセンター等で販売されているが、当然ながら理由もなく持ち歩けばお巡りさんの世話になりかねないのでやめておこう。
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