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> M3グリースガン
M3グリースガン
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*銃器紹介 [#introduction] //実銃の紹介を自由にどうぞ #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=0-zOTjiSUjM) M3サブマシンガンは1942年にアメリカ軍で採用された短機関銃。 以前よりModel35等のサブマシンガンを設計していたジョージ・ハイドによる設計で、製造は自動車メーカーであるゼネラル・モータースによって行われた。 #br 1940年代のアメリカ軍は既に[[M1928A1]]を大量に調達していたが、省力型のM1A1を含めても製造コストが高かったために安価で生産性の高い短機関銃が求められた。 そこでプレス加工と溶接によって製造できるシンプルな短機関銃として1942年の10月にT15サブマシンガンが設計され、その後T20を経てM3サブマシンガンとして制式採用された。 採用前のT20サブマシンガンの時点で5000発の射撃試験のうち2度の不具合しか起こさないほど耐久性に優れており、生産性の高さも相まってノルマンディー上陸作戦時から急速に配備が進められた。 #br 戦争の道具として究極的に簡略化されたM3サブマシンガンは機能性に富み、ワイヤー型ストックはクリーニングロッドやマガジンに弾を込めるローダーとしての機能も持たされた。 他にも排莢部のダストカバーはボルトの穴と噛み合ってセイフティーとしても機能するもので、ダストカバーを閉じる事でボルトストッパーになった。 弾薬はアメリカ軍の標準的な拳銃弾であった.45ACP弾を使い、低い連射力はコントロール性を高める事に一役買った。 これにより一般の歩兵のみならず戦車のクルー等にも配備され、1944年からは改良型のM3A1も作られた。 トンプソンSMGの半額程度のコストで生産できたことからM3/M3A1併せ最終的に約65万挺が製造された。 #br なお9mmパラベラム弾仕様への変換もキットによって容易にできるよう設計されており、後のCIAの母体となる戦略諜報局(OSS)にも9mm仕様のM3が納入された。 このOSSで使われたM3サブマシンガンのうち.45ACP弾仕様の個体は専用の消音器を装備することができ、特殊作戦に用いられた。 #br 戦後もM3サブマシンガンは広く用いられ、日本の陸上自衛隊も創設時にアメリカ軍から供与されたM3サブマシンガンを使用した。 アメリカ軍内だけでも最終的には湾岸戦争まで使われていた事が確認されており、デルタフォースの消音武器としても少数が使われていた。 他にもフィリピン海兵隊では2004年から光学照準器や消音器を取り付けたM3A1の存在が確認されている。 このように決して高性能な銃ではなかったが、驚異的な耐久性の高さや.45ACP弾の消音器との相性、コンパクトさが買われて様々な現場で見られる傑作銃となった。 #br #region("ジョージ・ハイドって?") 1888年にドイツで生まれたジョージ・ハイドは機械工の業務を行っていた。 1927年よりアメリカに移住し、ロンドンに拠点を置く銃器メーカーのJames Purdey&Sonsに所属するハリー・レナードと提携して銃器の改造業務を始めた。 後にゼネラル・モータースの銃器部門にてチーフデザイナーを務める事となり、ハイドM33/M35、M2ハイドなどのサブマシンガンを設計した後に先述のT15を設計した。 更に[[Liberator]]ことFP-45の設計も行い、Bendix Aviation社に移籍してからは[[M1A1 Carbine]]と競合するライト・ライフルの設計も行った。 #endregion
このSMGの設計においては、軽量、安価かつ製造が容易であることが目標とされ、結果として初期の生産以降も長きにわたり活躍する銃が生み出された。 |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類'' |[[衛生兵]](メインウェポン)| |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''タイプ'' |''サブマシンガン''| |製造国|&ref(画像置場/アメリカ.png,nolink,50%); アメリカ| |使用弾薬 |.45ACP弾| |英語表記|M3 Grease Gun| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|489|c |>|解除条件 |''[[タイド・オブ・ウォー]] リワード報酬''&br;2020/01/16~2020/01/23| |>|性能(イメージ) |&attachref(./性能.jpg,nolink);| |>|連射速度 |450rpm| |>|射撃モード |&ref(画像置場/mode4.png,nolink);| |>|装弾数 |30/180| |>|弾速 |345m/s| |>|空気抵抗|0.005| |>|重力落下 |12m/s2| |>|反動 |左0.25 右0.4/上0.73(0.584)&br;初弾反動倍率1倍/(減少速度 /s)| |>|反動連射増加数|左右0/上0.05(0.04) 最大上反動0.83(0.664)| |拡散|ADS |静止:0.15/移動:0.3(0.2)| |~|腰だめ|静止:立0.9(0.675) 屈0.675(0.50625) 伏0.54(0.405)&br;移動:立1.2(0.75) 屈0.9(0.5625) 伏2.4(1.5)| |最大拡散値|ADS|静止:1.5/移動:2| |~|腰だめ |静止:立4(3.7) 屈4(3.7) 伏4(3.7)&br;移動:立4(3.5) 屈4(3.5) 伏8(7)| |拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|0.2063 初弾拡散倍率1倍 ( /s)| |~|腰だめ|0.42(0.2415) 初弾拡散倍率1倍 ( /s)| |>|リロード時間(空時)|2.05s(3s)| |>|持ち替え時間|0.75s(0.6s)| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:60|c |ダメージ |33.4|33.34|25|20|16.67|14.29|13.5|13.5| |減衰開始/終了距離 |0m|10m|20m|30m|50m|75m|100m|150m| //データ上の弾種は45ACP_SMG_M3,45ACP_SMG_M3_Supressed #include(SMG距離減衰,notitle) #include(銃器補足事項,notitle) *専門技能 [#specialization] &attachref(./専門技能.jpg,nolink,80%); |~アイコン|名称|効果|h |BGCOLOR(#222):CENTER:80|BGCOLOR(#ddd):140|BGCOLOR(White):400|c // |>|>|BGCOLOR(#ffb):LEFT:''RANK1''| |&ref(専門技能/スリングスイベル.png,nolink,50%);|スリングスイベル|銃の持ち替えが15%早くなり、またダッシュ後に素早く撃てるようになる。| |&ref(専門技能/高速エイム.png,nolink,50%);|高速エイム|エイム状態への移行が33%速くなる。| // |>|>|BGCOLOR(#bfb):LEFT:''RANK2''| |&ref(専門技能/強化グリップ.png,nolink,50%);|強化グリップ|腰撃ちの精度が増し、腰撃ちでの有効射程が延びる。| |&ref(専門技能/カスタムストック.png,nolink,50%);|カスタムストック|移動中のエイム射撃の命中精度が上がる。| // |>|>|BGCOLOR(#bcf):LEFT:''RANK3''| |&ref(専門技能/アクション研磨.png,nolink,50%);|アクション研磨|腰撃ちによる命中精度の低下を軽減し、長く撃ち続けられるようになる。| |&ref(専門技能/軽量ストック.png,nolink,50%);|軽量ストック|エイム中の移動が60%速くなる。| // |>|>|BGCOLOR(#fbd):LEFT:''RANK4''| |&ref(専門技能/サプレッサー.png,nolink,50%);|サプレッサー|銃の射撃音を抑える。| |&ref(専門技能/リコイルバッファー.png,nolink,50%);|リコイルバッファー|上方向の反動が弱まる。| #include(専門技能補足,notitle) *特徴、アドバイス、補足 [#tips] ToWチャプター5で実装の近距離向けSMG。 高威力・低レートが特徴。近距離での火力は4発キル換算675rpmと[[MP28]]程度。 反動も横はMP28と同程度で小さくもないが、レートが遅いので同じ反動でも制御しやすい。 また低レートが故に弾持ちもかなり良く、継戦能力は拡張マガジンを装備した他のSMG並みにある([[M1928A1]]に換算すると40発に相当) ただ距離が離れるにつれ他のSMGと比較して火力が下がり、40mでは[[STEN]]や[[MP40]]と同等程度まで落ち込む。 また他の高レート武器のようにとりあえずばらまいて当てるということが難しいため、しっかりエイムしていく必要がある。 #br 専門技能は左右それぞれ腰だめ・ADS強化がはっきりと分かれているツリーとなっている。 RANK4左の''サプレッサー''は少々特殊で、発砲音が抑えられるのはもちろん、撃たれた方角の表示もされなくなる。 隠密行動をする際にも自分の存在を悟られづらくなるだろう。 #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; //固有のADS時ビジュアルの画像を貼る(倍率スコープなど、共通デザインのサイトは不要) &attachref(./アイアンサイト.jpg,60%); *ゲーム内映像 [#image] #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=ne85EWaBy4s) *銃器紹介 [#introduction] //実銃の紹介を自由にどうぞ #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=0-zOTjiSUjM) M3サブマシンガンは1942年にアメリカ軍で採用された短機関銃。 以前よりModel35等のサブマシンガンを設計していたジョージ・ハイドによる設計で、製造は自動車メーカーであるゼネラル・モータースによって行われた。 #br 1940年代のアメリカ軍は既に[[M1928A1]]を大量に調達していたが、省力型のM1A1を含めても製造コストが高かったために安価で生産性の高い短機関銃が求められた。 そこでプレス加工と溶接によって製造できるシンプルな短機関銃として1942年の10月にT15サブマシンガンが設計され、その後T20を経てM3サブマシンガンとして制式採用された。 採用前のT20サブマシンガンの時点で5000発の射撃試験のうち2度の不具合しか起こさないほど耐久性に優れており、生産性の高さも相まってノルマンディー上陸作戦時から急速に配備が進められた。 #br 戦争の道具として究極的に簡略化されたM3サブマシンガンは機能性に富み、ワイヤー型ストックはクリーニングロッドやマガジンに弾を込めるローダーとしての機能も持たされた。 他にも排莢部のダストカバーはボルトの穴と噛み合ってセイフティーとしても機能するもので、ダストカバーを閉じる事でボルトストッパーになった。 弾薬はアメリカ軍の標準的な拳銃弾であった.45ACP弾を使い、低い連射力はコントロール性を高める事に一役買った。 これにより一般の歩兵のみならず戦車のクルー等にも配備され、1944年からは改良型のM3A1も作られた。 トンプソンSMGの半額程度のコストで生産できたことからM3/M3A1併せ最終的に約65万挺が製造された。 #br なお9mmパラベラム弾仕様への変換もキットによって容易にできるよう設計されており、後のCIAの母体となる戦略諜報局(OSS)にも9mm仕様のM3が納入された。 このOSSで使われたM3サブマシンガンのうち.45ACP弾仕様の個体は専用の消音器を装備することができ、特殊作戦に用いられた。 #br 戦後もM3サブマシンガンは広く用いられ、日本の陸上自衛隊も創設時にアメリカ軍から供与されたM3サブマシンガンを使用した。 アメリカ軍内だけでも最終的には湾岸戦争まで使われていた事が確認されており、デルタフォースの消音武器としても少数が使われていた。 他にもフィリピン海兵隊では2004年から光学照準器や消音器を取り付けたM3A1の存在が確認されている。 このように決して高性能な銃ではなかったが、驚異的な耐久性の高さや.45ACP弾の消音器との相性、コンパクトさが買われて様々な現場で見られる傑作銃となった。 #br #region("ジョージ・ハイドって?") 1888年にドイツで生まれたジョージ・ハイドは機械工の業務を行っていた。 1927年よりアメリカに移住し、ロンドンに拠点を置く銃器メーカーのJames Purdey&Sonsに所属するハリー・レナードと提携して銃器の改造業務を始めた。 後にゼネラル・モータースの銃器部門にてチーフデザイナーを務める事となり、ハイドM33/M35、M2ハイドなどのサブマシンガンを設計した後に先述のT15を設計した。 更に[[Liberator]]ことFP-45の設計も行い、Bendix Aviation社に移籍してからは[[M1A1 Carbine]]と競合するライト・ライフルの設計も行った。 #endregion *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,) #include(コメント欄注意書き,notitle)