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> MG 34
MG 34
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*特徴、アドバイス、補足 [#tips] 援護兵ランク4で解放される最初のMMG、ミディアムマシンガン。開放してすぐの初期状態では、バイポットを立てなければまともな精度が望めないMMGの仕様に戸惑うことも多いだろう。その特徴故、出会い頭の突発的な戦闘にはボルトアクションライフルと同じくらい不向きであるため、ハンドガンに持ち替えたほうがまだ撃ち勝つ可能性がある。もっとも、この武器では初めからそのような状況に陥らないよう立ち回るのが望ましいが。 また、初期装弾数は他武器より多いとはいえ50発であり、レートに任せて撃っているとすぐに弾切れし、大きな隙をさらすことになる。残弾数の管理に気を付けよう。 慣れないうちは正面で迎え撃つよりも敵の死角に回りこみ、伏せる時間を確実に確保するとMMGの性能をより活かせるだろう。 #br MMGの中では低レートかつ低反動で、中距離向きな性能。高い瞬間火力は期待できないが、安定性によって高い命中精度によって中距離で優位に立つことができるだろう。 専門技能でも高速弾やポーテッドバレルなどの命中精度向上に役立つものもあれば、軽量ボルトで攻撃力を上げることもできる。 ただし、レートを上げた場合でも他のMMGと並ぶ程度なので、他の銃も試して比較してみよう。 マガジン増加系は大きな差はなく、それとセットの無閃光火薬やクロムメッキが大きな差別化ポイントとなる。ステルス性を上げるか、それとも攻撃時間を伸ばすか。 #br 尚、サイトはアイアンサイト、対空サイト、リフレックスサイトのみ。スコープは存在しないが、倍率は少しずつ異なる。自分が見やすいものを使うのがいいだろう。 #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; &attachref(MG 34アイアンサイト.jpg,nolink,40%);
携行可能で連射の速い空冷式機関銃MG 34は同種の銃の最初の一丁だった。複雑すぎる造りにより大量生産には向かず、後にMG 42に取って代わられた。 |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[援護兵]]''(メインウェポン)| |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''タイプ''|''ミディアムマシンガン''| |製造国|&ref(画像置場/ドイツ国.png,nolink,50%); ドイツ| |使用弾薬|7.92×57mm Mauser| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|489|c |>|解除条件|援護兵ランク4| |>|性能(イメージ)|&attachref(./性能.jpg,nolink);| |>|連射速度|670rpm(770rpm)| |>|射撃モード|&ref(画像置場/mode4.png,nolink); &ref(画像置場/mode1.png,nolink);| |>|装弾数|50/200| |>|弾速|740m/s(840m/s)| |>|重力落下|12m/s2| |>|反動|左右0.2(0.13)/上1.375(1.1)&br;初弾反動倍率1倍/(減少速度 /s)| |>|反動連射増加数|左右0/上-0.20625(-0.165) 最小上反動 0.55(0.44)| |拡散|ADS|静止:0.15/移動:4.5| |~|腰だめ|静止:立12 屈9 伏7.2&br;移動:立12 屈9 伏24| |~|ズーム|静止:立3 屈3 伏3&br;移動:立4.5 屈4.5 伏4.5| |最大拡散値|ADS|静止:12/移動:12| |~|腰だめ|静止:立12 屈12 伏12&br;移動:立12 屈12 伏24| |~|ズーム|静止:立12 屈12 伏12&br;移動:立12 屈12 伏12| |拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|0 初弾拡散倍率1倍 ( /s)| |~|腰だめ|0 初弾拡散倍率1倍 ( /s)| |>|リロード時間(空時)|4.0s(5.8s)| |>|持ち替え時間|1.3s| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|>|>|>|>|>|CENTER:60|c |ダメージ|25.1|25|20|16.67|15|15| |減衰開始/終了距離|0m|10m|30m|50m|75m|100m| #include(MMG距離減衰,notitle) #include(銃器補足事項,notitle) *専門技能 [#specialization] &attachref(./専門技能.jpg,nolink,80%); |~アイコン|名称|効果|h |BGCOLOR(#222):CENTER:80|BGCOLOR(#ddd):140|BGCOLOR(White):400|c // |>|>|BGCOLOR(#ffb):LEFT:''RANK1''| |&ref(専門技能/リコイルバッファー.png,nolink,50%);|リコイルバッファー|上方向の反動が弱まる| |&ref(専門技能/高速弾.png,nolink,50%);|高速弾|弾速が10%上がり、動いている標的や遠方の標的に当てやすくなる| // |>|>|BGCOLOR(#bfb):LEFT:''RANK2''| |&ref(専門技能/無閃光火薬.png,nolink,50%);|無閃光火薬|マズルフラッシュを抑えることで、射撃時にスポットされにくくなる| |&ref(専門技能/クロムメッキ.png,nolink,50%);|クロムメッキ|銃のオーバーヒートが33%遅くなり、銃が熱に影響されにくくなる| // |>|>|BGCOLOR(#bcf):LEFT:''RANK3''| |&ref(専門技能/延長ベルト.png,nolink,50%);|延長ベルト|延長弾帯を使用することで、リロードまでに長く撃ち続けられるようになる| |&ref(専門技能/ダブルドラムマガジン.png,nolink,50%);|ダブルドラムマガジン|大容量かつリロードの早いダブルドラムマガジンを使用する| // |>|>|BGCOLOR(#fbd):LEFT:''RANK4''| |&ref(専門技能/軽量ボルト.png,nolink,50%);|軽量ボルト|フルオート射撃での連射速度が上がる| |&ref(専門技能/ポーテッドバレル.png,nolink,50%);|ポーテッドバレル|横方向の反動が弱まる| #include(専門技能補足,notitle) *特徴、アドバイス、補足 [#tips] 援護兵ランク4で解放される最初のMMG、ミディアムマシンガン。開放してすぐの初期状態では、バイポットを立てなければまともな精度が望めないMMGの仕様に戸惑うことも多いだろう。その特徴故、出会い頭の突発的な戦闘にはボルトアクションライフルと同じくらい不向きであるため、ハンドガンに持ち替えたほうがまだ撃ち勝つ可能性がある。もっとも、この武器では初めからそのような状況に陥らないよう立ち回るのが望ましいが。 また、初期装弾数は他武器より多いとはいえ50発であり、レートに任せて撃っているとすぐに弾切れし、大きな隙をさらすことになる。残弾数の管理に気を付けよう。 慣れないうちは正面で迎え撃つよりも敵の死角に回りこみ、伏せる時間を確実に確保するとMMGの性能をより活かせるだろう。 #br MMGの中では低レートかつ低反動で、中距離向きな性能。高い瞬間火力は期待できないが、安定性によって高い命中精度によって中距離で優位に立つことができるだろう。 専門技能でも高速弾やポーテッドバレルなどの命中精度向上に役立つものもあれば、軽量ボルトで攻撃力を上げることもできる。 ただし、レートを上げた場合でも他のMMGと並ぶ程度なので、他の銃も試して比較してみよう。 マガジン増加系は大きな差はなく、それとセットの無閃光火薬やクロムメッキが大きな差別化ポイントとなる。ステルス性を上げるか、それとも攻撃時間を伸ばすか。 #br 尚、サイトはアイアンサイト、対空サイト、リフレックスサイトのみ。スコープは存在しないが、倍率は少しずつ異なる。自分が見やすいものを使うのがいいだろう。 #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; &attachref(MG 34アイアンサイト.jpg,nolink,40%); *ゲーム内映像 [#image] #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=DC6hA6EN9wk) *銃器紹介 [#introduction] //実銃の紹介を自由にどうぞ #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=E-KgQ-OZJZ8) MG34は1934年に開発された機関銃。原型の開発はラインメタル社で行われ、マウザー社で改良が行われた。 原型となったものはスイス・ゾロターン社で開発されたMG30で、これを元にしたものが本銃となる。 #br 本銃のルーツは第一次大戦に敗北したドイツはヴェルサイユ条約で兵器火器の開発が禁じられ、再軍備を目論んでスイスのゾロターン社を隠れ蓑に兵器開発を進め始めた1920年代にさかのぼる。 そのゾロターン社で開発されたMG30は非常に軽量な仕上がりで、高い評価を受けた事からマウザー社にて改良が進められた。 この新型機関銃は先の大戦で沢山の屍を築き上げた重機関銃のように三脚に固定して陣地防衛に使える射程を備え、また航空機や車両に搭載しても使用できる空冷式のものであった。 更に機動力の求められる歩兵部隊でも運用しやすいように二脚を取り付ければ軽機関銃として運用できるもので、この高い汎用性を付与した新型機関銃は後に「汎用機関銃」と呼ばれるようになる。 #br そして完成したMG34はフルオートとセミオートを切り替えられる構造で精度が高く、ターンボルトロッキング式と呼ばれる機構を導入し信頼性のあるものとなった。 更に原型のMG30より引き継いだ優秀なバレル交換機構や、重機関銃としても使えるようベルトリンクを用いた給弾方式を取り入れて毎分800発での射撃能力も備えていた。 対空照準器も用意され、軽機関銃・重機関銃・対空機関銃・車載機関銃・航空機の防御機銃など、あらゆる用途での運用を考慮した設計により兵站面での融通も効き、訓練や整備も合理的に進められるものだった。 #br 画期的なコンセプトの汎用機関銃たるMG34はドイツ軍全体で運用が始まるが、北アフリカ戦線や東部戦線での運用から砂塵や泥に弱い欠点が露呈した。 これは本銃の設計が複雑でデリケートな事から来るものであり、更に生産効率の低い製造方法や部品点数の多さから[[MG 42]]が開発されることとなった。 しかし50発容量のドラムマガジンと75発容量のサドルマガジンが使えることや、MG42がMG34と同じ車載銃架には使えない事からMG42共々終戦まで生産・運用が続いている。 #br #region("重機関銃と軽機関銃の違いは?") MG34やMG42は重機関銃としても、軽機関銃としても使えるのが特徴の汎用機関銃。 しかし使用する弾薬は他国の軽機関銃や重機関銃と同じく、当時の軍の主力ライフル弾である7.92mmマウザー弾だった。 現代の重機関銃は12.7mmNATO弾などを使う大型の機関銃を指していたが、当時の解釈の一例としては以下のような違いがあった。 #br 重機関銃は主に三脚や車輪付き銃架に固定して使用するもので、マキシム重機関銃やM1917重機関銃がこれにあたった。 これらは一概に水冷式を採用しており、長時間の射撃を行っても銃身の冷却が容易であり、さらに重量のある銃架に固定した事で精度が高く射程が長かった。 この事から航空機を射撃する対空機銃や、陣地を防衛するための中核的な武器として運用されている。 #br 軽機関銃はこれに対し文字通り軽量さが求められることとなり、その運用は一人ないし二人だけで運用できるような軽量さが求められた。 機動力のある歩兵に持たせるためには重量の面から箱型の弾倉や皿型の弾倉を使い、装填手を別途用意することで素早い弾倉交換を行った[[Bren Gun]]のような例もある。 重い三脚を解体・設置する事は機動力を落とす事となるため、一般的には二脚を装備して運用された。このため実用的な射程は重機関銃よりも劣りがちであった。 #br つまり当時の軽機関銃と重機関銃の差は運用方法とそれに応じた設計のアプローチの違いだけであり、現代のように大型の弾薬を使う事が必須条件という訳ではないこととなる。 しかし汎用性のある本銃のコンセプトは第二次大戦後に世界各国に広まり、戦後設計の機関銃の多くは汎用機関銃と呼べる設計になった。 #endregion *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,) #include(コメント欄注意書き,notitle)