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「ビリー・ブリジャーか？」

概要・ポイント

1942年、イギリス海軍特殊舟艇部隊SBS(Special Boat Section)*1の第一期志願兵となった犯罪者ビリー・ブリジャーの従軍を体験するストーリー。
序盤はステルスミッション、中盤は広大なマップを舞台にしたオープンワールド風ミッション、終盤はドイツ軍の猛攻に耐え抜くウェーブ制ミッションで構成される。

敵兵の視界は前方のみではあるが、視野自体は難易度イージーでもかなり広い。
正面に立つと草木越しや伏せ状態でも的確に感知してくる(しゃがみや伏せでも隠蔽率はあまり変わらない？)ので注意。

登場人物

ビリー・ブリジャー(Billy Bridger)

「「ビーチは好きか？」だと！？」
本エピソードの主人公。本名は「ウィリアム・シドニー・ブリジャー(William Sidney Bridger)」。『大悪党』の悪名高いアーサー・ブリジャーを父に持つ。
自身も爆発物の違法使用、暴行、強盗、放火、強盗、その他もろもろの罪で収監された犯罪者であり、独房にブチ込まれかけたところにメイソンから『取引』を持ちかけられ、
収監を免れる代わりに特殊舟艇部隊SBSに配属される。他の仲間と共に、小舟で北アフリカにあるドイツ軍の飛行場へと向かう。
「特製」と称した爆弾が肝心なところで爆発しないなど、ドジっ子。

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ネタバレ注意

首尾よくドイツ軍の基地へ破壊工作を行って通信バンカーに忍び込み、負傷したメイソンを手当するための医療品を確保するも、 良かれと思ってか敵地の通信機でHMSサセックスに救援要請を行うという大ポカをやらかしてしまい、ドイツ軍の機甲部隊に追い回される。 強盗時に自らのミスで父親に見捨てられたこと(これが原因で一緒に収監されていない)、そこから自分に「役立たず」のレッテルを貼られていることがコンプレックスになっていることが明らかになる。 自暴自棄になりかけていたが、メイソンから「強盗を失敗しても再度挑戦する「挑戦者」である」ことを見抜いて部隊に勧誘したことを知らされ、自らを奮い立たせたった2人でドイツ軍の追手に反撃を挑む。 孤軍奮闘するも増援に次ぐ増援の前に絶体絶命…と思われたが、すんでのところで救難信号が届いていたサセックスからの艦砲射撃で窮地を免れる。 英軍に回収され、占領した飛行場で夕日を望みながら羽根を休める中、メイソンから冗談交じりに次の『取引』を持ちかけられたのであった。

ジョージ・メイソン(George Mason)

「それよりも…ビーチは好きか？」
主人公ビリーのパートナーであり、特殊舟艇部隊SBSのリーダー。
逮捕されブタ箱にブチ込まれたビリーに『取引』を持ちかけ、自らが作り上げた特殊舟艇部隊に引き入れる。
壊滅的な音痴。

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ネタバレ注意

爆弾の起爆に失敗したビリーの尻拭いを引き受け、腕を負傷。キューベルワーゲンの中で動くことができず、施設の破壊をビリーに託し待機する。 ビリーのヘマや口答えが原因でたびたび口論になるが、その実ビリーが失敗しても諦めない「挑戦者」であることを見抜いており、『取引』を持ちかけSBSに誘ったのもそのため。 最後は奮闘の末無事に英軍に回収され生還。ビリーと共に夕日を望みながら、次の『取引』を持ちかけた。

一般ドイツ兵(German Soldier)

「おい誰だ？」
飛行場近郊をキューベルワーゲンでパトロールしていたと思しき一般ドイツ兵。
不幸にもビリー達に出くわしてしまったせいでボコボコにされ、乗っていたキューベルワーゲンを奪われた挙句トランクにブチ込まれてしまう。

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ネタバレ注意

最後までトランクに詰め込まれたまま忘れ去られており、『猛攻』の戦場でもドイツ軍の追撃・およびサセックスの艦砲射撃に巻き込まれなかったことで結果的に命拾いした。 誰もいなくなり、夕日が沈む遺跡跡で「おーい？誰かいないか？」と呟いて物語のオチを飾る、運が良いんだか悪いんだかよく分からない男であった。

ゲーム映像

ゲーム映像

チャレンジ攻略

踏み越える者

• 爆発するドラム缶をすべて破壊する
  • 最初の中継地点に1つ、丘の上のキャンプ地(サプレッサー付Kar98kが置いてある所)に1つ、飛行場に4つの計6つ。
  • まず「見つからずに格納庫にたどり着く」を達成して対空戦が始まってからゆっくりドラム缶巡りをするとタイムロスが小さい。

• 被弾せずに敵航空機を落とす
  • シュトゥーカの攻撃に被弾しないことが条件であるため、最初の歩兵の流れ弾が当たっても続行可能。
    カットシーンが終わった直後の開始地点から後ろを向き、海側を大きく迂回してから滑走路を進むと被弾しにくい。

• 見つからずに格納庫にたどり着く
  • 周囲に気づかれたかを問わず、敵兵のマークが赤くなった時点で条件未遂になる。チェックポイントからのやり直しは可能。
  • 最初の武器箱のCommando Carbineや、サプレッサー付Kar98kがあると楽。
  • 格納庫侵入口近くにはマスクを被った火炎放射兵がおり、ヘッドショットでも一撃では倒せない。
    背後からテイクダウンで仕留めるか、別の所に行ったのを見計って忍び込もう。

強襲部隊

• ルイス爆弾を使って全目標を破壊する
  • 破壊目標に近づいてアクションキー/ボタンを押せば爆弾を設置する。
  • 条件が相反するため、下記チャレンジとの両立は不可能。

• 航空機を使って全目標を破壊する
  • 飛行場にあるシュトゥーカを強奪し、目標に攻撃する。機銃・爆弾のどちらでも破壊可能。
  • 空域には敵のシュトゥーカが3機飛んでいるため、事前に開始地点直後か飛行場の対空砲を使って墜としておくと楽。
  • 敵は対空砲で迎撃してくるので、更に万全を期すなら他の拠点の敵兵を殲滅した後で挑むのがお勧め。

• 全警報装置を無力化する
  • 飛行場と村に1つずつ、バンカーの裏に1つの計3つ。
  • リスタートすると復活してしまうので注意。
  • 撃って無力化しても条件達成となる。

猛攻

• 手持ちの武器またはガジェットのみを使用して敵航空機を破壊する
  • 対空砲を使わず航空機を撃墜すればOK。据え置きのMG 34を使うのが無難か。腕に自信があるならパンツァーファウストの直当てでも良い。
  • MG 34は正面の道を進んで左側、一番外側に物資が積まれているところにある。ここにもパンツァーファウストがある。

• 手持ちの武器またはガジェットのみを使用して地上車両を破壊する
  • スタート地点から見て右側、ジョージが見張っている塔根本の銃座付近にあるパンツァーファウストを使うのが手っ取り早い。
  • 吸着ダイナマイトやグレネードライフル、手持ちの破片手榴弾を使用するのもあり。

• ビリーが歌っている間に敵を5人キルする
  • 後方から『遥かなるティペラリー』が流れ出し、2周目のサビに入ってビリーが歌いだしてからが計測スタート。その間に突っ込んで5キルを取ればよい。
  • あくまでビリー(プレイヤー)が歌っている間であり、ジョージが歌っている間はカウントされない。ジョージがサビを歌った後からビリーも続くので、そこまで待とう。

手紙の場所

手紙の内容※ネタバレ注意！

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2センチ

愛するW こちらはとても良い天気が続いています。 お父さんが、今年のヒマワリは賞を取れるくらいに育っていると大喜び。 お父さんがヒマワリに入れ込んでいるのは知っているでしょう？ 今年は夏の品評会でクラウベルグに勝てる見込みらしくて、夜にメジャーでヘルマン・クラウベルグの庭の柵にへばりついて、長さを測っていたくらい。 自分のヒマワリの方が2センチ長いと息まいていました。 本当かしらね。 ヘルマンの方が育っているように見えたけど。 もちろんお父さんには黙っています。 伝わっているとは思うけど、この小さな村では何事もなく日常が続いているので安心してください。 都会のひどい話を聞いていると、あちらに住んでいなくて良かったと本当に思います。 愛を込めて 母(と父)より

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早く家に帰りたい

愛する母さんへ こちらではすべて順調だ。 任務では 駄目だ。やっぱり本心を書くと、本当は怖いんだ。 不安に思わせて戦争は嫌いだ。 早く家に帰りたい。

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精一杯頑張っている

親愛なるアーノルド たぶん、そっちでは冒険を逃したり、自分だけ除け者になった気がしているんだろうな。 けれど、俺は今ここにいるが、ほとんど何もすることがない。 思っていたのとは違って、何の役目も、仕事もないんだ。 先生たちが語ったことも、青年団で言われた大いなる展望も何もない。 今の俺にとっては、軍にいるのもバスの車庫で働くのも、大差ない感じだ。 部品を探して運んだり、機械の動作を確認したり、そんなことばかりだ。 びっくりするくらい平凡な毎日さ。 ただシュトゥーカは凄い。 急降下する時の音を聞かせてやりたいね。 あの音を聞いた敵は縮み上がるに違いない。 ここには勇気を示す機会なんてないに等しいから、誰かに誇れるような存在にはなれないかもしれない。 銃の発砲音さえ、聞いたことがあるか怪しいくらいだ。 けれど、父と母に俺は精一杯頑張っていると伝えておいてくれないか？ それだけでもきっと、俺のことを誇らしく思ってくれると思う。 おまえの昔からの友達 ホルスト

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より勇敢な最後

愛するマーガレット もしこれが君に届くならば、不幸な事が起きたということだろう。 今週の初め、激しい砂嵐の中を飛ぶことになり、私は砂漠に一人取り残された。 着陸場所でキャンプし、そこでこの手紙を書いている。 限られた水と食料で持ちこたえてきたが、選択の時が来た。 砂漠で乾きによる孤独な死を迎えるか、残った燃料で敵の空域を抜けて味方に合流し、愛する君のもとに帰るかを。 私はより勇敢な最期を選ぶ。 避けられない死であっても、せめて最後まで国のため、そして君のもとに帰るため足掻き、立ち向かうことで少しでも君の慰めになれればと思う。 私は最後になるであろうこの時間を、色々な事を思いながら過ごしている。 今は二人で誓いを交わした去年のクリスマスを思い出した。 けれど、最も思い出すのは日々の生活だ。 ラジオを聴き、夕食をとり、君が裁縫をする横で本を読み、ただ静かに君と過ごした時間がどれほど大切なものだったことか。 私はこの試練に冷静に向き合っている。 正直に告白すると、この孤独から逃れられるのなら、何を差し出しても構わない気分だ。 私はこの飛行が成功すると信じる。 愛している。強く生きてくれ。 ピーター

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医薬品の補給

上官殿 形式に反して申し訳ありませんが、病院への医薬品の補給について、もう一度ご連絡しなければなりません。 村での状況は危機的になりつつあります。 包帯はすでになく、看護師が何とか古いシーツを見つけ出してきて、それを細く裂いて使っている状況です。 消毒薬もほとんどなくなっており、問題が起きないことを期待しつつ、ただの水を使う以外にありません。 鎮痛剤については、負傷者の叫びが激しくなる朝と昼と夜に、少しずつ配るのが精一杯です。 補給が破綻しかけているのは承知していますが、どうかお願いします。 何かしら送ってください。 もう一か月にわたり物資を受け取っておらず、医療班の人間は日々積み重なる仕事に対し、希望を失い始めています。 包帯、毛布、鎮痛剤、消毒薬、何でも構いません,。どうか何か送ってください。 どれも不足していて、あとわずかで何もかもが切れてしまいかねません。 アウクスブルク大尉

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あなたは違いに気づかない

愛するフリッツ 国からの知らせはとても■■ものです。 イギリス軍により激しい爆撃がありました。 納屋は■■■、家は■■■■■■いません。 町の■■は完全に吹き飛ばされて、■■■■■では■■■が起きています。 お父さんは、大事にしていた■■■■■が失われて、とても悲しんでいます。 私たちが結婚する前からずっとあったものでした。 私たちは無事です。家もあります。 だから心配はしないでください。 失われたのは、■■と、■■■■■と、■■と、■■■■だけです。 世界が終わったわけではありません。 前線は問題ない事を祈っています。 体を大事にして、無事に帰ってきてください。 もしかすると、■■■■は建て直されて、あなたは違いに気づかないかもしれません 母より

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イギリス軍を消しとばす

愛しいアーシュラ ニュースでこちらの進軍のことは聞いたと思う。 軍の宣伝か何かと思ったかもしれないが、俺たちは本当に敵を圧倒している。 正直、楽過ぎるくらいだ。 空に飛び立って、下で的みたいに待っているイギリスの戦車を吹き飛ばしてやるだけでいい。 これほど簡単なことはない。 わざわざ連中が現れて来るのが不思議に思える。 ともあれ、俺のことは心配ない。 空で安全だ。 母さんに、俺たちの偉大な国をもっと信じろと言っておいてくれ。 空軍は、母さんより戦争を知っている。 俺たちはこのまま単純にイギリス軍を消し飛ばして、国に戻ってくるだけでいい。 きっと勲章もついてくる。 これでおまえも勲章持ちの戦争の英雄の妻だ。 クラウス

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おまえは幸せだ

弟へ こっちは退屈だ。死ぬほど退屈だ。 母さんが床を磨いて、そのあと乾くのを6時間待たなければならなかったことを覚えているか？ 俺たちは居間の端の植物部屋で過ごさなきゃならなかったが、何かのゲームで遊んでいるから、構わないと答えたんだよな。 そして6時間がいかに長いか痛感することになった。 ここで過ごす毎日は、あの植物部屋へ過ごした時間と同じだ。 起床して、配置につき...それで終わり。 命令を受けて、それを紙に書いて、誰かに渡して。それで終わりだ。 この戦争で俺が果たす役割は、誰かの言葉を誰かに届けるだけでしかない。 初めは震えながら任務に就いたが、今じゃ何かの緊急事態か、敵の奇襲か、あるいはガス漏れでも起きないか期待しているくらいだ。 この退屈な毎日を変えてくれるならなんでもいい。 まだ志願できなくておまえは幸せだ。 外に出て、別のことをしろ。 植物部屋に閉じ込められて過ごすなんて人生の無駄でしかない。 ヴィルヘルム

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ベルリンに直ちに出頭せよ

おめでとうハインリッヒ 君にベルリンに直ちに出頭するよう命令が下った。 総統閣下自ら鉄十字章を授与される。 君の上官としては考慮すべきことが増えるが、個人として述べるなら、言うまでもなく、君は私と部隊の全員の誇りだ。 君は、君自身と家族と、そして祖国に栄誉をもたらした。 君は空で果てしない勇気を示した。 貴殿に祝福を グロースドイッチュラント師団　ダスラー

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