道具だけでなく武器としての使用も考慮された格闘用の万能ナイフ。
Ka-Bar(ケイバー)ナイフこと1219C2コンバットナイフは1942年にアメリカ海兵隊で採用したナイフ。 旧来のMk1トレンチナイフは高価でグリップは扱いづらく、殺傷以外の用途に不向きという欠陥を指摘されていた。 海兵隊で先んじて採用されたフェアバーン・サイクスの改良型ナイフ(レイダー・スチレット)も戦闘に特化していたため、 日常的に求められるユーティリティー・ツールとしての機能は果たしていなかった。
そこで海兵隊員が設計を行ったユニオン・カトラリー社の新型ナイフが注目され、1219C2という名称で海兵隊に調達された。 1943年より納入が開始され、海軍でもマーク2多用途ナイフの名称で調達を始めた。 様々な用途に使えるこのナイフは海兵隊員に歓迎され、1943年後半にはレイダー・スチレットは全て本ナイフで置換された。 戦後もしばらく使われており、アメリカ海兵隊を代表するアイテムの1つとなっている。
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