少しでも戦い慣れた兵士なら、スコップは単なる穴掘り道具以上のものだと語るだろう。白兵戦では効果的な武器となり、一部の兵士はスコップの縁を砥いで刃にしていた。
BF1でも登場。 ツールボックス内の道具の一つにスコップが含まれているがあちらは攻撃が出来ない。
スコップである。コイツをシャベルと呼びたい奴もいるだろうがそれについては後述する。 柄と柄の先端に取り付けられたスプーン状の頭部からなる、穴掘りやら土砂等を移動させるのに用いる道具の総称。 漢字では円匙(えんし、または旧軍慣用的にえんぴ)という。
もっぱら土木作業用の道具であるが、柄があって金属製の頭部を持つため武器としても使える。 一次大戦中は塹壕掘り用に広く配備されていたため割とポピュラーな格闘武器であり、殺傷力を増すために刃が研がれていることもままあった。 但し「一次大戦で一番人を殺したのはスコップ」というのは流石に尾ひれが付きすぎた話であり、スコップがメイン武装化したのはどっちかと言えば二次大戦中のモスクワ攻防戦である。 こちらも尾ひれが十分に付いているが。
現代の軍隊でもあくまで土木作業用にスコップは欠かせない装備である。 ただ元共産圏ではスコップで戦うことも想定してスコップ術なるものを編み出したり、 特に中国では軍用スコップとしていやに多機能なスコップを開発してたりする。武器紹介動画はそれである。正直一つ欲しい。アマゾンで買えるが一万円かあ・・・。
スコップとシャベル(ショベル)、どちらが正しいかというと喧嘩が起こってしまうのだが、 基本的に西日本では大きなものをシャベルと呼び、小さなものをスコップと呼ぶ。 東日本では大きなものをスコップと呼び、小さなものはシャベルと呼ばれる。 JIS規格的には西日本のほうが正しいのだが、そもそもスコップがオランダ語、シャベルが英語という違いしかなかったりする。 問題は今作に登場するコイツはスコップともシャベルともつかない微妙なサイズと形状を持っていることである。
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