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M1897 のバックアップ(No.6)
専門技能
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| アイコン | 名称 | 効果 |
|---|---|---|
| RANK1 | ||
| 高速リロード | 銃のリロードが15%早くなる | |
| 高速エイム | エイム状態への移行が33%速くなる | |
| RANK2 | ||
| 高重量弾 | より重いバックショット弾の使用で即死距離が2m延びる | |
| スラグ弾 | バックショットではなくスラグ弾を使用することで、より長距離のダメージが向上する | |
| RANK3 | ||
| 貫通弾 | ベレットが兵士を貫通して、後ろの敵にもダメージを与えられるようになる | |
| 固形スラグ弾 | ヘッドショットのダメージが25%上がり、即死距離が延びる | |
| RANK4 | ||
| 銃剣 | 銃剣突撃を可能にする | |
| トリガージョブ | 銃の最大連射速度を上げる | |
詳細については専門技能参照。

M1897は1897年にアメリカのウィンチェスター社で開発されたポンプアクション式ショットガン。ベースとなったM1893の設計者は12g Automaticなどでお馴染みジョン・ブローニング氏。
M1893は12ゲージの2-5/8インチ弾用チャンバーを持つショットガンであったが、ちょうど世に普及し始めた無煙火薬の使える銃ではなく、2-3/4"インチ弾を使用可能にしてフレームを強化するなどいくつかの改良が行われた。
こうして生まれたものがM1897であったが、M1893同様にレバーアクション式小銃をもとにポンプアクション式に変更するという構造上のデザインまでは変更されていない。
このため、M1897はスライドを引いた際にハンマー部分がレシーバ後部より突出して見えるのが、他の一般的な散弾銃と比べた際の外観上の特徴になっている。
この銃は発砲する際に使用するハンマーをコッキングした状態で保つシアーを引いた後のトリガーと切り離すための部品(ディスコネクター)を持たず、スラムファイアという不具合を持っていた。
これによりトリガーを引いたままスライドが動いた場合、銃の使用者が意図せずとも次弾が発砲されてしまうという安全性に問題のある暴発を引き起こした。
しかしこれは、言い換えればトリガーを引き続けたままスライドを操作するだけで連射できる操作法とも言え、後述のトレンチガンとして存分に威力を発揮した。
第一次大戦時にはアメリカが参戦するにあたって塹壕内で強力な武器が必要と考えられ、それに適合する武器としてスラムファイアが可能な本銃に白羽の矢が立った。
運用に際して最初からスラムファイアによる連射が想定されていたため、連射で加熱した銃身から手を守るヒートシールドの取り付けや、着剣装置などの追加装備を含めた「トレンチガン」が開発されることとなった。
これに合わせて銃身が短くされたトレンチガンは想定通り狭い塹壕内では存分に火力を発揮し、貴族の嗜みであった狩猟に使う散弾銃を人に向けて使うという発想を持たない欧州各国に比べれば大々的にアメリカ軍で運用された。
これにより閉所での戦闘に極めて有効であることを示したトレンチガンは第一次大戦後も米軍の装備であり続け、ハンマーが露出していたM1897を改良したM1912の開発後も一定数は第二次大戦中も運用されている。
なおトレンチガンの名を持つ銃はいくつか開発されており、このM1897や上述のM1912のほか、スティーブンス社のM520-30もスラムファイアが可能であった事からトレンチガン仕様のモデルが開発された。
レミントン社からもモデル31のトレンチガン仕様が試作されたほか、イサカ社のM37にもトレンチガン仕様が開発された。
このように2つの世界大戦で使われたM1897であったが、第二次大戦後は他のポンプアクション式散弾銃に比べ重量の面で難のあるM1897は次第にイサカM37やレミントンM870などにその座を譲っていくこととなる。
しかし長きに渡ってアメリカ国内で使われ、親しまれていたM1897は1957年まで生産されており、狩猟用途やホームディフェンスほか嗜好品としても好まれていた。
ハンマー内蔵型のM1912に至っては2006年まで生産ラインが残っており、M1897と共に第二次大戦後は警察や軍での使用こそ殆ど無くなっていたものの、アメリカ人に愛された銃の一つとも言えただろう。
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