|
対戦車擲弾ピストル のバックアップ(No.8)
カップ型ランチャーを装備したライフル。曲射により対戦車爆弾を長距離に飛ばすことができる。 特徴、アドバイス、補足
|
| 軽車両 (衝撃+爆風) | 中戦車 (衝撃+爆風) | 重戦車 (衝撃+爆風) | |
|---|---|---|---|
| ダメージ | 12+3=15 | 10+3=13 | 7+3=10 |
Sturmpistole(シュトゥルムピストーレ)は1942年にドイツのワルサー社で開発された擲弾銃。
本銃の開発より前にLeuchtpistole Zと言う擲弾銃が開発されており、このLeuchtpistole ZはKampfpistole(カンプピストーレ)の名でも広く知られる信号拳銃だった。
もとより26.65mm口径の信号拳銃として開発され、1941年にはグレネードランチャーとして機能するように"Wurfkörper 361 LP"小型榴弾などを使えるようにしたものがKampfpistoleとなる。
弾頭が銃身から飛び出たスタイルにより口径に対して高い威力を発揮する弾頭が使える事から手頃な擲弾武器として重宝された。
この後に対戦車火力を高めるためにHEAT弾である"Panzerwurfkorper 42 LP"が開発され、これをより効果的に運用するために開発されたのが本作に登場するSturmpistoleであった。
シュトゥルムピストーレには折り畳み可能なストックや専用の照準器が装備されたほか、アタッチメントの着脱により従来の信号拳銃でも利用できた23mm弾を使用できるよう改良が施された。
結果は良好で、その後にもH 62LPと呼ばれる新型HEAT弾の試作が行われたとも推測されており、終戦まで運用され続けた。
余談だがドイツ以外の国では信号拳銃をベースにした擲弾銃はあまり開発されておらず、HEAT弾まで用意したものは他国にはないと思われる。
このほか同じ口径の弾薬(Wurfkörper 326 LP)を扱うグレネードランチャーとして「Sturmkampgewehr(StKG)」というブレイクオープン式の銃が第二次大戦末期に開発された。
StKGはKar98Kのボディをカットして利用しているが、1945年にドイツ軍の試験場で連合軍が押収して以来、文書や刻印等の情報が無く得体の知れないものとなった。
全ページのコメント欄について改行は非推奨です。
ガイドライン←コメントを書き込む前に1度、目を通してから書き込みを行ってください。
コメントアウト(非表示)・削除・通報・修正対象等についての記述が記載されています。
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示