吸着手榴弾 のバックアップの現在との差分(No.3)
軽量な対戦車吸着榴弾。装甲車両に効果的
軽量な対戦車吸着榴弾。装甲車両に効果的。
特徴、アドバイス、補足着弾した地面や障害物、ビークルに貼り付いてから爆発する手榴弾。対ビークル効果が高い。 武器紹介No.74粘着手榴弾はイギリスにおいて帝国陸軍とホームガードのために開発された対戦車手榴弾である。 ニトログリセリンの塊を粘着性のあるトリモチを塗り込んだメリヤスで縛り、カバーとガラスケースを掛けるというたいへんシンプルな仕組みであり、保険としていくつかのピンと起爆をするための安定レバーが備わっていた。 使用者はケースを外してピンを抜き、レバーを抑えたまま戦車に近づき、球体を押しつぶすようにニトログリセリンを戦車にぶつけて起爆するか、通常の手榴弾のように投擲するかを使い分けることが可能だった(なおそこまで無事に近づいて攻撃できるとは言っていない) 目に見えて間に合わせ武器であり完成度は高くはなかったが、喜ばしいことに当時、ドイツが自身の吸着地雷にびびって進めていたツィンメリットコーティングにも有効であった。しかし、それ以上の欠陥が露見した。一つは泥や砂に対してトリモチがあまりに無力だったこと、二つ目は細心の注意を払わないと使用者の服やズボンにトリモチがひっつき離れないという事故が起こりやすかったことである。 こんな代物だったが、渡されたホームガードからは好評であり、イギリス陸軍も不適とはしたものの北アフリカでの対戦車戦闘での戦果もある。また配られたフランスを主とするレジスタンスや太平洋戦線でのオーストラリア軍なども火力として重宝していたようである。 コメント全ページのコメント欄について改行は非推奨です。 |
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