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		刺突爆雷  のバックアップ(No.15)
		
		 
		
 
 棒の先に成形炸薬が取り付けられた極めてリスクの高い対戦車兵器。敵の装甲を破壊できる可能性は高いが、正しく使用する限り使用者は負傷を免れない。 特徴、アドバイス、補足  
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| 敵歩兵 | 自身 | 軽車両 | 中戦車 | 重戦車 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ダメージ | 200 (2m以内)  | 20 (5m以内)  | 20 | 56 | 50 | 40 | 
| ノックダウン | ? | 〇 | 〇 | |||
ビークルに対しては平たい箇所に当てないとカスダメージとなる場合がある。
平たい箇所かつ垂直に当てるよう意識すると上記のダメージになる確率が高くなる。
また、正面から突撃するとカスダメージとなる確率が高く反撃を受けやすいのでおススメしない。
第二次世界大戦末期に大日本帝国陸軍が開発・使用した対戦車戦闘用爆弾の一種。
主に長さ約1.5m程の木の棒、或いは竹等の長い棒状の物の先端に円錐形の成形炸薬弾頭を装着した物で、起爆させる為の擊針は棒の方の先端に付いており、使用する際にはセーフティである安全栓を抜き、棒をしっかり保持しながら敵戦車に肉薄し全力で刺突したり投擲したりして爆発させる。
当然ながら末期の日本軍クオリティの品と言うべきか、肝心のセーフティはガバガバで安全栓を抜こうが抜くまいがちょっとした衝撃で暴発したりする事故が多発しただけでなく、上手いこと作動して炸裂したらしたで敵戦車だけでなく使用者の命も危険に晒し、また互いを援護し合う戦車と歩兵の攻撃を掻い潜るか隙を突いて忍び寄よらねばまともに使えない事から、使用者の安全を考慮に入れていない事実上の特攻兵器である。
こんなヤバい物を作って使うのは当時の日本だけかと思いきや、実は第一次インドシナ戦争におけるベトナム兵も同種の刺突爆雷「Bom ba càng」を使用してフランス軍車両を攻撃している。
ちなみに陸軍上層部曰く正しく使用すれば生還の見込みはあるとのこと。大本営発表にしか聞こえないが、事実ベトナムでは刺突爆雷で敵戦車破壊後に生還しその後も戦闘に参加している事例が報告されたり、ベトナム第102首都連隊の記録では刺突爆雷を47本使用し35名が犠牲になった(裏を返せば延べ12名生還。生還率26%)とあり、使用後に生還する可能性はあったようである。
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