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フリーガーファウスト のバックアップ(No.4)
ドイツ軍の試作携行対空ランチャー。非誘導のロケット弾を2斉射する。 特徴、アドバイス、補足
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| ズーム | マウス右ボタン | L2 | LT |
| 射撃 | マウス左ボタン | R2 | RT |
未実装
フリーガーファウスト(Fliegerfaust)はドイツ、ヒューゴ・シュナイダーAGにて1944年に開発された対空用のロケットランチャー。
ドイツ軍は第二次大戦後期に入ると連合軍の地上攻撃機(ヤーボ)によって地上部隊は大きな被害を受けていた。
これに対抗するには重量のある高射砲や対空車両が必要であったが、歩兵にも地上攻撃機に対して有効な対抗手段も求められた。
そこで開発されたのがルフトファウスト(Luftfaust)であり、20x138mmB弾を肩撃ち式の発射機で使用する特殊な武器であった。
当初完成したものは4門の砲身を束ねたような設計であったが、高速移動する航空機に当てるにはあまりにも散布界が狭い事から採用には至らなかった。
これは後にルフトファウストA型と命名され、ロケットモーターによる推進力を得るよう改良された。
いわゆるボレー・ガンの形式で一度引き金を引けば4発の弾薬は全て発射される仕組みで、0.2秒以内に4発全てが発射された。
次いで開発されたルフトファウストB型は門数が9発に増え、引き続き20mm弾をロケット推進で発射するボレーガン形式の発射機であった。
これは十分に弾幕を張れる事から、フリーガーファウストと改名された上で実戦での試験が決定された。
戦闘でのデータは無く、80ほどが製造されたと推定されており、1945年のベルリン包囲下のホテル・アドロンにて破棄された発射機が確認されている。
またモスクワの中央軍博物館にも1つが保管されていると噂されていて、巷で見られる殆どのルフトファウストないしフリーガーファウストはレプリカとされる。
なお第二次大戦後にソ連でも"Kolos"と呼ばれる30mm口径のNRS-30を使用した同種の兵器が1966年に開発されたが、歩兵携行式の地対空ミサイルが既に開発されていた事から配備・生産はされなかった。
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