結果、設計されて80年以上も経つが、費用を考慮しての基本構造・性能トータル面でこの重機関銃を凌駕するものは、現在においても現れていない。FNハースタル社が代表的な改良型として、銃身交換を容易にしたFN M2HB-QCB(M2 Heavy Barrel-Quick Change Barrel)を開発し、先進諸国を中心に現有M2重機関銃のQCB改修、生産の切り替えが進んでいる。
特徴
M2は、12.7mm弾を音速の3倍の速度で発射する。M2の精度は素晴らしく、800 m先の標的にも正確に命中する。英語には「whole nine yards」という慣用表現があり、これには一切合切、全てのなどといった意味があるが、これは第二次世界大戦時、M2の給弾ベルトの長さが9ヤード(およそ8メートル)あった事に由来するとも言われ、9ヤード分が全弾を全部から生じたとも言われている。
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