MG 34 のバックアップの現在との差分(No.11)
携行可能で連射の速い空冷式機関銃MG 34は同種の銃の最初の一丁だった。複雑すぎる造りにより大量生産には向かず、後にMG 42に取って代わられた。
敵を倒すのに必要な距離と弾数比較。6.2パッチ (スプレッドシート)
表の見方は銃器の性能表について、詳細比較については銃器比較表、またサイトについてはカスタマイズ参照。 専門技能[添付]
詳細については専門技能参照。 特徴、アドバイス、補足
尚、サイトはアイアンサイト、対空サイト、リフレックスサイトのみ。スコープは存在しないが、倍率は少しずつ異なる。自分が見やすいものを使うのがいいだろう。
ゲーム内映像銃器紹介MG34は1934年に開発された機関銃。原型の開発はラインメタル社で行われ、マウザー社で改良が行われた。 原型となったものはスイス・ゾロターン社で開発されたMG30で、これを元にしたものが本銃となる。 本銃のルーツは第一次大戦に敗北したドイツはヴェルサイユ条約で兵器火器の開発が禁じられ、再軍備を目論んでスイスのゾロターン社を隠れ蓑に兵器開発を進め始めた1920年代にさかのぼる。 そのゾロターン社で開発されたMG30は非常に軽量な仕上がりで、高い評価を受けた事からマウザー社にて改良が進められた。 この新型機関銃は先の大戦で沢山の屍を築き上げた重機関銃のように三脚に固定して陣地防衛に使える射程を備え、また航空機や車両に搭載しても使用できる空冷式のものであった。 更に機動力の求められる歩兵部隊でも運用しやすいように二脚を取り付ければ軽機関銃として運用できるもので、この高い汎用性を付与した新型機関銃は後に「汎用機関銃」と呼ばれるようになる。 そして完成したMG34はフルオートとセミオートを切り替えられる構造で精度が高く、ターンボルトロッキング式と呼ばれる機構を導入し信頼性のあるものとなった。 更に原型のMG30より引き継いだ優秀なバレル交換機構や、重機関銃としても使えるようベルトリンクを用いた給弾方式を取り入れて毎分800発での射撃能力も備えていた。 対空照準器も用意され、軽機関銃・重機関銃・対空機関銃・車載機関銃・航空機の防御機銃など、あらゆる用途での運用を考慮した設計により兵站面での融通も効き、訓練や整備も合理的に進められるものだった。 画期的なコンセプトの汎用機関銃たるMG34はドイツ軍全体で運用が始まるが、北アフリカ戦線や東部戦線での運用から砂塵や泥に弱い欠点が露呈した。 これは本銃の設計が複雑でデリケートな事から来るものであり、更に生産効率の低い製造方法や部品点数の多さからMG 42が開発されることとなった。 しかし50発容量のドラムマガジンと75発容量のサドルマガジンが使えることや、MG42がMG34と同じ車載銃架には使えない事からMG42共々終戦まで生産・運用が続いている。
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