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M3グリースガン のバックアップ(No.11)
このSMGの設計においては、軽量、安価かつ製造が容易であることが目標とされ、結果として初期の生産以降も長きにわたり活躍する銃が生み出された。
専門技能
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| アイコン | 名称 | 効果 |
|---|---|---|
| RANK1 | ||
| スリングスイベル | 銃の持ち替えが15%早くなり、またダッシュ後に素早く撃てるようになる。 | |
| 高速エイム | エイム状態への移行が33%速くなる。 | |
| RANK2 | ||
| 強化グリップ | 腰撃ちの精度が増し、腰撃ちでの有効射程が延びる。 | |
| カスタムストック | 移動中のエイム射撃の命中精度が上がる。 | |
| RANK3 | ||
| アクション研磨 | 腰撃ちによる命中精度の低下を軽減し、長く撃ち続けられるようになる。 | |
| 軽量ストック | エイム中の移動が60%速くなる。 | |
| RANK4 | ||
| サプレッサー | 銃の射撃音を抑える。 | |
| リコイルバッファー | 上方向の反動が弱まる。 | |
詳細については専門技能参照。
ToWチャプター5で実装のSMG。
高威力・低レートが特徴。近距離での火力は4発キル換算675rpmとMP28程度。
反動も横はMP28と同程度で小さくもないが、レートが遅いので同じ反動でも制御しやすい。
また弾持ちもかなり良く、継戦能力は拡張マガジンを装備した他のSMG並みにある。
ただ距離が離れるにつれ他のSMGと比較して火力が下がり、40mではSTENやMP40と同等程度まで落ち込む。
また他の高レート武器のようにとりあえずばらまいて当てるということが難しいため、しっかりエイムしていく必要がある。
専門技能は左右それぞれ腰だめ・ADS強化がはっきりと分かれているツリーとなっている。
RANK4左のサプレッサーは少々特殊で、発砲音が抑えられるのはもちろん、撃たれた方角の表示もされなくなる。
隠密行動をする際にも自分の存在を悟られづらくなるだろう。
M3サブマシンガンは1942年にアメリカ軍で採用された短機関銃。
以前よりModel35等のサブマシンガンを設計していたジョージ・ハイドによる設計で、製造は自動車メーカーであるゼネラル・モータースによって行われた。
1940年代のアメリカ軍は既にM1928A1を大量に調達していたが、省力型のM1A1を含めても製造コストが高かったために安価で生産性の高い短機関銃が求められた。
そこでプレス加工と溶接によって製造できるシンプルな短機関銃として1942年の10月にT15サブマシンガンが設計され、その後T20を経てM3サブマシンガンとして制式採用された。
採用前のT20サブマシンガンの時点で5000発の射撃試験のうち2度の不具合しか起こさないほど耐久性に優れており、生産性の高さも相まってノルマンディー上陸作戦時から急速に配備が進められた。
戦争の道具として究極的に簡略化されたM3サブマシンガンは機能性に富み、ワイヤー型ストックはクリーニングロッドやマガジンに弾を込めるローダーとしての機能も持たされた。
他にも排莢部のダストカバーはボルトの穴と噛み合ってセイフティーとしても機能するもので、ダストカバーを閉じる事でボルトストッパーになった。
弾薬はアメリカ軍の標準的な拳銃弾であった.45ACP弾を使い、低い連射力はコントロール性を高める事に一役買った。
これにより一般の歩兵のみならず戦車のクルー等にも配備され、1944年からは改良型のM3A1も作られた。
トンプソンSMGの半額程度のコストで生産できたことからM3/M3A1併せ最終的に約65万挺が製造された。
なお9mmパラベラム弾仕様への変換もキットによって容易にできるよう設計されており、後のCIAの母体となる戦略諜報局(OSS)にも9mm仕様のM3が納入された。
このOSSで使われたM3サブマシンガンのうち.45ACP弾仕様の個体は専用の消音器を装備することができ、特殊作戦に用いられた。
戦後もM3サブマシンガンは広く用いられ、日本の陸上自衛隊も創設時にアメリカ軍から供与されたM3サブマシンガンを使用した。
アメリカ軍内だけでも最終的には湾岸戦争まで使われていた事が確認されており、デルタフォースの消音武器としても少数が使われていた。
他にもフィリピン海兵隊では2004年から光学照準器や消音器を取り付けたM3A1の存在が確認されている。
このように決して高性能な銃ではなかったが、驚異的な耐久性の高さや.45ACP弾の消音器との相性、コンパクトさが買われて様々な現場で見られる傑作銃となった。
| ▼ | ジョージ・ハイドって? |
1888年にドイツで生まれたジョージ・ハイドは機械工の業務を行っていた。 |
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