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MAB 38 のバックアップ(No.4)
MAB 38は第二次世界大戦中にイタリア軍で使用された短機関銃で、他の国でも1960年代まで使い続けられた。
表の見方は銃器の性能表について、詳細比較については銃器比較表、またサイトについてはカスタマイズ参照。 専門技能
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詳細については専門技能参照。
ToWチャプター3で実装予定のSMG。
MAB 38またはModello 38はイタリアのベレッタ社で1935年に開発されたサブマシンガン。
名称のMABはMoschetto Automatico Beretta(ベレッタ自動式マスケット)を意味し、1938年よりイタリア陸軍での運用が始まった。
当初は警察などの治安維持組織で運用する武器を目指して設計されており、イタリアの職人の手で仕上げられる豪華な作りが特徴となっている。
設計にあたってヴィラール・ペロサ短機関銃やベレッタ社のModello 18/30も参考にされ、セミオートとフルオートを切り替えるためにトリガーが2つ用意された。
作動方式はオープンボルト式とシンプルブローバックの組み合わせであり、切削加工を多用して熟練した射手なら100m先の標的に精密に射撃できる精度が保証された。
また、反動を抑えるためのマズルブレーキと連続射撃後の放熱を効率化するためにバレルジャケットが被せられるなど多くの点において「量産向きの武器」というような仕様ではなかった。
これらの設計により優れた精度を発揮する一方でコストは増大化し、最初のモデルのModello 38は1940年を迎える前に生産が中止された。
しかし第二次大戦の開戦後、1941年からは小改良と省力化を図ったModello 38Aの再生産が始まる。これがイタリア陸軍に採用され、イタリア軍の短機関銃の大部分は本銃となった。
さらに過剰に豪華であったバレルから放熱用ジャケットや着剣具などを廃してフルート加工を施し、連射力を落としたModello 38/42が生産されるなど大戦中に何度かのマイナーチェンジがされている。
このように軍用銃として最適化が行われたModello 38はイタリア軍のほかルーマニア王国や南米のいくつかの国にも輸出され、ドイツ国防軍でも運用された。
ドイツで運用されたものは鹵獲武器(Beutewaffen)として"Maschinenpistole 738(I)"の名で運用され、末期には親衛隊でもいくつかが調達された。
このほかに日本にも1943年に350挺が注文され、50挺ほどが無事日本に届けられた経緯も持つ。
精度に優れるModello 38は第二次大戦の終結後もいくつかの国で運用され、イタリア軍ではMP40のようなスイング式の折畳ストックを装備したModello 38/49-Model 2などのバリエーションも生まれた。
また西ドイツでもMP38/49のModel 4およびModel 5がMP1の名称で運用されており、初期のドイツ連邦軍や連邦国境警備隊(BGS)でも1960年ごろまで使用されている。
珍しいものではユーゴスラビアやリビア、ソマリアなど戦火の耐えぬ地域でも様々なモデルの本銃が見られた。
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