ビークル | FlaK 38 | 40mm対空砲 | PaK 40 | 6ポンド砲 | ヴィッカース | 固定MG34 | M2重機関銃 | 九三式重機関銃 | 十年式 |
アメリカ軍援護兵が建築できる固定機銃。そんな三脚で大丈夫か?九三式重機関銃と全く同じ性能をしている。 全く同じ性能をしているため長所・短所も当然同じ。運用については九三式重機関銃を参照されたし。
M2重機関銃はアメリカで1921年に採用されたM1921の改良版で、1938年に採用されたものである。銃器史上最高傑作とも言える本銃は現在でも(主にベルギーのFN社による改良版を)生産、配備が進められている。 開発経緯はWW1まで遡り参戦したアメリカ軍のジョン・パーシングは戦車や金属製航空機の登場を見て、米軍制式弾薬(30口径・7.62mm)ではヤバい!と思ったのか、さらに大口径な機関銃が必要だと考えた。彼だけでなく前線からも観測気球を叩ける様な長射程・高精度な銃が求められていたこともあり、開発がスタートした。そこでジョン・ブローニングが完成・採用させたのがブローニング・ウィンチェスター.50口径重機関銃(M1921)である。まあまあ威力と精度は良かったのだが利便性的に色々な不満が出てきたらしく、改良されてまた制式採用されたのがこのM2である。
そして何よりの特徴は12.7x99mm NATO弾を使用することだろう。製作の段階でタンクゲーヴェアの弾を参考にしたのもあるが、主力戦車は無理だが兵員輸送用の比較的軽装甲の車両やヘリの装甲なら余裕でぶち抜く。対人にも使われる本銃だが、そんな弾が当たれば人間はどうなるか、考えるまでも無いだろう。実際に世界でも「流石に12.7×99mmは当たったら痛いし、ハーグ陸戦条約に従って規制しようよ〜」となったらしいが、「A-10の30mmバリカン砲とかもっと痛い兵器がたくさんあるし、M2如きでww」ということで、結局そんなの無視して現在でも大活躍中。
そしてYouTubeなどで一回は見たことあるかも知れないが、アメリカ海兵隊トップスナイパーのカルロス・ハスコックが本銃に10倍スコープをつけたBF4の様なカスタムで2300mの狙撃に成功している。本人の腕前はさておき、これは本銃の高精度の証明とも言えるだろう。
最後に、一世紀も使われている本銃だが、やはりWW2後に何度も後継銃を作ろうとしている。が、後継の方が問題が多いという事件が多発して、2000年台に入り、やっと悪く無いものが出来上がったらしいが、「別にM2で困ってないし、わざわざ大金払って配備する必要なくね?」ということで結局ボツになり、今でも現役。
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