表の見方は銃器の性能表について、詳細比較については銃器比較表、またサイトについてはカスタマイズ参照。
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詳細については専門技能参照。
MP40 (Maschinenpistole 40) ナチス・ドイツの時代に開発された短機関銃。 第二次世界大戦時、ドイツ国防軍や枢軸国軍で広く使われた。9*19mmパラベラム弾を使用し、装弾数は32発。 MP18やMP28は大量生産に向いた簡易な構造だったが、軍はさらに生産の容易な短機関銃を求めた。 エルマ・ベルケ社はその要求に応えるため、次世代短機関銃としてMP36を試作。その改良型であるMP38が採用された。 従来の短機関銃は小銃のような木製の固定式ストックを備えたデザインだったのに対し、MP38では鋼板プレスとパイプで製造された折畳式ストックを使っている。 グリップ周りはベークライトを使い、マガジンは反動制御用のフォアグリップとして兼用するなど、従来と比べると明らかに合理性を重視したコンセプトになっている。 因みに、レシーバーにはカバーがついており、ストック展開時には従来のようなフォアグリップとして機能する。 MP38はさらなる生産性向上とコストダウンが求められ、MP38を改良した省力化モデルが開発された。 そのモデルはMP40の名称を与えられて採用されたほか、様々な変更が加えられた数種のバリエーションも存在する。
MP40は終戦までドイツ軍に配備され、戦後は大部分が連合国に接収された。 しかし、ソ連赤軍では鹵獲品の中でもMP40の人気が元々高く、優秀な短機関銃として親ソビエト諸国・勢力に供給され、その一部は朝鮮戦争や第一次インドシナ戦争でも使用された。 UZIが行き渡る1960年代初頭までイスラエルの国防を支え、また1980年代まではノルウェーの戦車兵の自衛用装備としても配備されていた。 このようにMP40の人気は戦後になっても絶えず、現在も南米やアフリカなどでも使用され続けている。 しかし、ドイツと同じ枢軸国の日本はというと、陸軍や海軍においてMP40を使用したことがない。 多くの日本人には戦後に映画などを通じてやっと存在を知られている。
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