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		MAB 38  のバックアップ(No.17)
		
		 
		
 MAB 38は第二次世界大戦中にイタリア軍で使用された短機関銃で、他の国でも1960年代まで使い続けられた。 
 
 
 表の見方は銃器の性能表について、詳細比較については銃器比較表、またサイトについてはカスタマイズ参照。 専門技能  
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| アイコン | 名称 | 効果 | 
|---|---|---|
| RANK1 | ||
| 高速リロード | 銃のリロードが15%早くなる | |
| 高速弾 | 弾速が10%上がり、動いている標的や遠方の標的に当てやすくなる。 | |
| RANK2 | ||
| アクション研磨 | 腰撃ちによる命中精度の低下を軽減し、長く撃ち続けられるようになる | |
| ポーテッドバレル | 横方向の反動が弱まる | |
| RANK3 | ||
| 拡張マガジン | 拡張マガジンを使用することで、リロードまでに長く撃ち続けられるようになる。 | |
| バレルベディング | 静止中のエイム射撃の命中精度が上がる | |
| RANK4 | ||
| 強化グリップ | 腰撃ちの精度が増し、腰撃ちでの有効射程が延びる | |
| カスタムストック | 移動中のエイム射撃の命中精度が上がる | |
詳細については専門技能参照。
ToWチャプター3で実装された、9番目のSMG。全ての性能が平均的に収まっている。
良く言えばバランスの取れた銃、悪く言えば器用貧乏。
同じく装弾数が20発、レート600のMP34(軽量ボルト)と比較すると、こちらは拡張マガジンを装着可能な点とその場合腰撃ちを2段階強化できるのが利点。
ポーテッドバレルを装着すれば横反動でも若干勝るが、縦反動が少し大きく、最低ダメージや銃剣といった部分で劣る。
特に尖った点は無いが、その分癖が少なく扱いやすい。
デメリットとしては、撃ち切りリロードの遅さや継戦能力の低さなどが挙げられる。
レートや装弾数、最低ダメージといったSuomiやMP34等の特化した部分には敵わない点が多い。
装弾数とレートでゴリ押すことができないため、中距離では取りこぼすケースが多くなってしまう。
高レート武器と撃ちあって勝てるSMGではないので、敵と正面から戦う立ち回りは避けるようにしよう。

MAB 38またはModello 38はイタリアのベレッタ社で1935年に開発されたサブマシンガン。
名称のMABはMoschetto Automatico Beretta(ベレッタ自動式マスケット)を意味し、1938年よりイタリア陸軍での運用が始まった。
当初は警察などの治安維持組織で運用する武器を目指して設計され、イタリアの職人の手で仕上げられる豪華な作りが特徴となっている。
設計にあたってヴィラール・ペロサ短機関銃やベレッタ社のModello 18/30も参考にされ、セミオートとフルオートを切り替えるためにトリガーが2つ用意された。
作動方式はオープンボルト式とシンプルブローバックの組み合わせであり、切削加工を多用して作り上げた本銃は熟練した射手なら100m先の標的に精密に射撃できる精度が保証された。
また、反動を抑えるためのマズルブレーキと連続射撃後の放熱を効率化するためにバレルジャケットが被せられるなど多くの点において「量産向きの武器」というような仕様ではなかった。
これらの設計により優れた精度を発揮する一方でコストは増大化し、最初のモデルのModello 38は警察やイタリア植民地省で運用されたのち、1940年を迎える前に生産が中止された。
しかし第二次大戦の開戦後、1941年からは小改良と省力化を図ったModello 38Aの生産が再開された。これがイタリア陸軍に採用され、イタリア軍の短機関銃の大部分は本銃となった。
さらに過剰に豪華であったバレルから放熱用ジャケットや着剣具などを廃してフルート加工を施し、連射力を落としたModello 38/42が生産されるなど大戦中に何度かのマイナーチェンジがされている。
このように軍用銃として最適化が行われたModello 38はイタリア軍のほかルーマニア王国や南米のいくつかの国にも輸出され、ドイツ国防軍でも運用された。
ドイツで運用されたものは鹵獲武器(Beutewaffen)として"Maschinenpistole 738(I)"の名で運用され、末期には親衛隊でもいくつかが調達された。
このほかに日本にも1943年に350挺が注文され、50挺ほどが無事日本に届けられた経緯も持つ。
精度に優れるModello 38は第二次大戦の終結後もいくつかの国で運用され、イタリア軍ではMP40のようなスイング式の折畳ストックを装備したModello 38/49-Model 2などのバリエーションも生まれた。
また西ドイツでもMP38/49のModel 4およびModel 5がMP1の名称で運用されており、初期のドイツ連邦軍や連邦国境警備隊(BGS)でも1960年ごろまで使用されている。
珍しいものではユーゴスラビアやリビア、ソマリアなどの戦火の絶えぬ地域でも様々なモデルの本銃が見られた。
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