Boys AT Rifle のバックアップの現在との差分(No.1)
イギリスの対戦車ライフル。大戦中、進化した枢軸軍の戦車には効果的でないことがわかり、PIATに置き換えられた。
専門技能[添付]
詳細については専門技能参照。 特徴、アドバイス、補足ToWチャプター3で実装された今作初の対物ライフル。 異常な単発火力と低いレート、バイポットを使用しないとサイトを覗き込めないことが特徴。火力面では偵察兵の中で飛びぬけており、100mまでではあるが胴体一発でキルをできる唯一のライフルである。 更に戦車を含む車両にダメージを与えることができ、 土嚢などを破壊することが出来なくなった。ダメージは与えられている可能性はあるが、対障害物のダメージは大きく低下している。 6/4のアップデートで、硬芯徹甲弾(APCR)が戦車に対して正しいダメージを与えなかった不具合は修正された。安心して車両に撃ってやろう。 特徴、アドバイス、補足ToWチャプター3で実装予定の対物ライフル。
しかし、その他の点の多くは他のボルトアクションライフルに劣っており、100m以遠での対人狙撃は向いているとは言い難い。 衝撃ダメージ依存の為、当然と言えば当然だが命中箇所や角度によってダメージが大きく変化し、前面に水平に入るとほぼ0ダメージだが背面に直角で入れるとIV号戦車相手に20ダメージほど与える事ができる。しかしバイポットを立てつつ背面を取り続けるのは困難である。修理の妨害やモジュール破壊、止めを刺すといった運用に向いている。体力を削るのは本職の方々に任せよう。 余談ではあるが本銃の着弾音は他の銃より大きく、エフェクトも異なる。付近で大きな音とともに火花が散るのが見えたら本銃に狙われてる可能性がある。遠距離狙撃ができそうな状況であれば、相手はバイポットを使用していて動きづらい上にレートも低いため反撃できるかもしれない。もしくはそのド派手なエフェクトで強力な武器に狙われる恐怖を楽しむのもまた一興。 アップデート履歴
ゲーム内映像銃器紹介Rifle, Anti-Tank, .55in, Boysは一般的に「ボーイズ対戦車ライフル」の名前で知られる対戦車ライフル。 イギリス小火器委員のHenry C. Boys大尉によってエンフィールド造兵廠にて設計され、1937年よりイギリス軍にて採用された。 ボーイズ対戦車ライフルの設計は1934年より始まり、この頃の戦車に合わせて軽装甲の車両に対して運用することを目的に設計された。 ボルトアクション式を採用し、5発のマガジンを備えるボーイズ対戦車ライフルは13.9x99mmB弾(.55Boys)を使用でき、タングステン弾芯のAPCR弾を使えば初速は945m/sに迫った。 この.55Boys弾は第一次大戦中に開発されたドイツの対戦車用弾薬である13.2mm TuFに強い影響を受けて開発され、最終的にブローニングM2等に使われる.50BMG弾の薬莢をベースに開発されている。 100ヤード先の23mm厚の装甲を貫通する能力を持った.55Boysは通常徹甲弾のW Mark1弾と、タングステン弾芯のW Mark2弾が用意され、長い射程が確保された。 銃の設計は強力な弾薬が生む反動に耐えるために大きなマズルブレーキがあり、バイポッドのほかに後部にはショックアブソーバをフレームに組み合わせたストックや、モノポッド(単脚)も装備された。 ストック部分にはゴムパッドで構成されたショルダーレストを取り付ける等の工夫も行われているが、それでも射手はしばしば挫傷に苦しめられた。 また、とても細かい鋼鉄製のネジが多く使用された結果、整備性に劣るものとなり、生産コストも高いものとなってしまった。 しかし有効な対戦車火器を持たないイギリス軍においては大いに重宝され、PIATの登場までイギリス軍の歩兵にとっては数少ない対戦車火器であり続けた。 ヨーロッパに派遣されたイギリス軍(BEF)が撤退する事態となったダイナモ作戦においては数多くのボーイズを破棄する事になり、管理の大変な白リンを利用した焼夷手榴弾が急造されるほどであった。 またイギリスのみならずフィンランドでも多くが運用され、軽装甲の戦車が多かったソ連に対して存分に威力を発揮した。 北アフリカ戦線においてもドイツのI号戦車・II号戦車やイタリアの戦車を相手に威力を発揮し、ユニークなものとしては1942年に空軍向けに銃身を短くしたものがチュニジアで使われている。 フランスや北アフリカ戦線での活躍とともに1942年にカナダではウォルト・ディズニーにより"Stop That Tank!"という映像作品が作られるほどの信頼は得たが、多くの対戦車ライフルがそうであったように戦車の恐竜的な進化を前に装甲を貫く事は困難となった。 PIATの登場後は急速に退役し、バンカーや機関銃陣地への利用は見られたもののアメリカの援助で武器が十分に供給され始めたイギリスにとってはデメリットが目立つようになり、太平洋戦線以外では完全に姿を消した。 太平洋戦争においてもイギリス軍および英連邦軍で運用され、日本軍の軽装甲車両への攻撃に用いれられたがここでも戦車への加害力不足が指摘されている。 このほかにアメリカが同国の海兵隊のマリーン・レイダーズにて運用し、マキン島沖にて日本軍機2機の撃墜を補助した。 更に同部隊では第二次大戦後の朝鮮戦争でカナダから借用した本銃にスコープを取り付け、M2ブローニングの銃身を使用して.50BMGを使えるようにした長距離狙撃銃として運用している。 この時の射程距離は2000ヤード(約1800m)に達するとされ、現代の見方で言うところの対物ライフルの先駆けとも言える。 また、フィリピンでのフクバラハップ反乱で持ち出されたり、1965年にはIRA(アイルランド共和国軍)が本銃を使用してイギリスの巡視艇を狙撃する事件に使われたりなど時折目撃された。 コメント全ページのコメント欄について改行は非推奨です。 |
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