Top > 焼夷手榴弾

焼夷手榴弾
HTML ConvertTime 0.035 sec.
Grenade_AntiPersonal_Fire.png

一時的に激しい火炎を作り出す焼夷手榴弾。火は兵士に燃え移り、元の炎が消えた後も燃え続ける

分類突撃兵 / 衛生兵 / 援護兵(手榴弾)
タイプ手榴弾
英字Incendiary Greande
解除条件突撃兵ランク2 / 衛生兵ランク9 / 援護兵初期解除
アイテム数1
弾速20m/s
空気抵抗0
重力落下9.81m/s2
持ち替え時間0.45s
投擲時間0.19s
最長起爆時間15s
破壊時の挙動無力化
AoE効果範囲4.5m
AoE効果時間7s
対人ダメージ(衝撃)2
対人ダメージ(爆発)100
減衰開始/終了距離0.65m0.75m

特徴、アドバイス、補足 Edit

壁面や障害物等への着弾時に即座に割れ、炎をまき散らして周囲を炎上させる手榴弾。炎は一定時間滞留し、触れた敵(と自分)に延焼して持続的にダメージを与える。
地面や壁の他にも、ビークルにも火が滞留する。ただし地上ビークルには効果が無いが修理は止めさせられる。(航空機には効果あり)。ちなみに乗員に火をつけることはできる。燃え移った炎は時間とともにダメージが増え、火元から離れてから一定時間で鎮火する。「伏せる」動作を行うことで炎からのダメージを抑え、より早く鎮火できる。逆に「走る」動作を行うとダメージの増加速度が一気に上がるので注意。勿論水辺があるならそこへ飛び込んでも良い。この辺りは前作と一緒。
着弾時に破裂する反面、壁の裏に隠れた相手をいぶり出す為に反対側の壁に投げ付け反射させるといった、他の手榴弾では可能なテクニックが使えない。


通路において足止めや行動範囲を制限する等、敵の妨害で効果を発揮する。またダウン状態の敵は攻撃を受けると蘇生待機時間が短くなるためこれを投げて文字通り「火葬」することもできる。TDMなどで蘇生を阻止するとき使うと効果的。しかし火葬してもポイントははいらないので注意。
射撃で破壊した場合は炎が噴き出るが、何かに引火することはない(破裂時ダメージの有無は不明)。燃料が降ってきて地面を燃やす事も無い。

アップデート履歴 Edit

  • 2019年10月31日 チャプター5:「太平洋の戦い」
    • 効果範囲を4mから4.5m、効果時間を6.5秒から7秒に強化。

武器紹介 Edit

No.76 焼夷手榴弾は1940年にイギリスで開発された焼夷手榴弾。正式な名称は「Grenade, Self-Ignighting, Phosphorus, No.76.」で、文字通り白リンを使用した焼夷手榴弾であった。


第二次大戦初期、イギリス海外派遣軍の度重なる敗北によりダイナモ作戦にて撤退を余儀なくされたイギリスは現実的になった英本土防衛戦に備える必要に迫られた。
当時のイギリス軍の有効な対戦車火器はボーイズ対戦車ライフルや対戦車手榴弾といったものだったが、ダンケルク撤退では多くの火器を廃棄せざるを得なくなり、英本土に残された武器は決して強力なものとは言えなかった。
英本土防衛では最後の防衛戦力として期待されたホームガード達にも対戦車火器が必要となり、様々な技師達の創意工夫により精一杯の火器が設計されていく。
そこで開発されたものの1つがNo.76 SIPで、大気に触れることで自然発火する白リンを利用する対戦車火器だった。


当時のイギリス軍では管理に大きなリスクが生じる白リンの使用は避けていたが、オルブライト&ウィルソン社がガソリンと白リンの混合物を利用した焼夷手榴弾を開発した。
この化合物は非常に強力なもので、ガラス瓶とゴムストリッパー、白リンとベンゼンのみで生産できるため製造・配備が進められたが、No.76 SIPはホームガードのために1941年までに600万発が製造されることとなる。
しかし空気に触れるだけで発火する白リンの扱いは困難で、各家庭には絶対に保管しないよう指示され、水で充填した保管ケースに収めるよう取り決められた。
ガラス瓶にゴムストリッパーで化合物を封をしただけの代物であったため、ノースオーバー・プロジェクターと呼ばれる対戦車投射器には使用できず、手で投げて使用するものと強化された発射用の容器の2種類が開発されている。


だが当時のホームガード向けの兵器と同じくNo.76 SIPに対して懐疑的な人物は多かったが、ガソリンエンジンを多く使用していたドイツの戦車に対して有効と主張され、ホームガード向けの火器としては非常に多く生産された。
これにより配備が進められた結果、秘匿保管されたこの武器は現在もイギリスで時折偶発的に"発掘"されてしまうことがあり、大戦争の爪痕を残している。


なおNo.76 SIPを開発したオールドベリーにあるオルブライト&ウィルソン社は1856年よりマッチの製造などで長く続いてきた企業であり、当時のイギリスでは2番目に大きな化学薬品製造業者であった。

コメント Edit

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • 萌え萌えキュン。芋「キュン(笑止)」 -- 2019-08-02 (金) 19:53:29
  • エンジンに直撃させた時だけで良いから対戦車ダメージ欲しいな -- 2019-08-09 (金) 01:46:33
    • なお、実際には訓練に参加した戦車兵からは[さほど脅威を感じるようなものではなかった]とか言われた模様。 -- 2019-08-09 (金) 13:19:21
    • それよりハッチ開けて中に投げ込むんやで -- 2019-08-09 (金) 22:13:59
      • ロデオアタック……… -- 2019-08-14 (水) 21:55:42
  • 使用デモだと突っ切っただけで燃え尽きてるのに詐欺だよな -- 2019-08-14 (水) 21:58:40
  • 時間稼ぎで道を塞いでる所にあえて突っ込むと割とキル取れる -- 2019-08-22 (木) 10:45:33
  • あんまり使ってる所を見ないせいか門待ち太郎君にぶん投げたら、まあ慌てるw慌てるwピョンピョン跳ねよるでぇ! -- 2019-09-13 (金) 00:38:02
  • 通路を燃やして通せんぼしたり、建物内だったり敵が密集してるところにも使える汎用性がすき。  破片手榴弾とかと違って、投げ返されないから衝撃手榴弾もそうだけど追撃用にも最適。 伏せてる敵にぶつけてやると逃げ惑って面白い。 -- 2019-09-23 (月) 15:45:12
  • こいつのいい所は他グレと違って投げた後はこっちが自由なのがいいよな、時間も稼げてキルアシストも狙えて私は好きです(隙あらば) -- 2019-11-24 (日) 16:42:57
  • アル中カラカラ〜(マルチキル) -- 2019-12-05 (木) 23:29:09
    • トリプルキルかも -- 2019-12-20 (金) 12:49:19
  • BF1の焼夷手榴弾すきBF5の焼夷手榴弾きらい -- 2020-03-11 (水) 11:11:20
  • いつのまにか火葬できなくなってるやん!どうしてくれんの? -- 2020-03-12 (木) 11:28:37
  • 一番信頼してる手榴弾、同じ人いる?(´・Д・)」 -- 2020-03-12 (木) 23:12:34
  • BF1の焼夷グレ持ってこい -- 2020-06-16 (火) 03:04:40
  • 芋に投げつけると、反応遅いからこれだけでキルできてちょっと省エネ -- s? 2020-10-13 (火) 21:57:05
  • なぜかww1の焼夷グレから劣化しているww2の焼夷グレ -- 2021-03-14 (日) 10:07:00
    • 一次大戦の頃には存在してなかった架空武器だから多少はね?初期の回復袋制限とあくまで封鎖牽制用と割り切ったが故のこの調整なんだろうけど…白リン使ってるくせにこのザマかい(まぁ発煙榴弾もそうなんだけど) -- 2021-03-14 (日) 12:04:29
      • 白リンはただの着火剤なんだよなぁ… -- 2022-10-24 (月) 09:15:46
  • ウェイクアイランドCの2階にいる芋に遠投で直撃させて燃やした事があった。またやりたいけど偏差難しいんだよな。 -- 2021-04-28 (水) 13:28:59
  • ダメージゴミだけど追撃と通路の封鎖に使える分フラグよりはマシやな -- 2021-05-14 (金) 10:06:24
  • 対角待ち芋虫専用手榴弾、あいてはしぬ -- 2021-06-11 (金) 16:06:29
    • ダイナマイトでいい希ガス -- 2021-07-07 (水) 11:09:29
      • あれガジェットだから競合しないでしょ -- 2021-07-12 (月) 01:18:09
  • 蘇生するときに侵入経路を塞ぐのに使えるから衛生兵のグレ選択肢に覚えておくべき -- 2021-10-24 (日) 08:23:53
  • BF兵士「熱くないこれは熱くないんだ!」←BF兵士ってプラシーボ効果で熱さとか耐えてるの? -- 2021-10-25 (月) 17:59:07
  • 割れずに地面でくるくる回っていたんで、変だと思って近付いたら火も煙もないのに体が急に燃え始めてびびった -- 2024-08-01 (木) 02:03:22
お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

全ページのコメント欄について改行は非推奨です。
ガイドライン←コメントを書き込む前に1度、目を通してから書き込みを行ってください。
コメントアウト(非表示)・削除・通報・修正対象等についての記述が記載されています。


ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS