Top > GPW

GPW
HTML ConvertTime 0.030 sec.

ビークル | キューベルワーゲン | ケッテンクラート | M3 | SD.KFZ 251ハーフトラック | ユニバーサル・キャリア | GPW | 九五式小型乗用車 | LCVP | C-47 | トラクター | 試作ヘリコプター | ピックアップトラック | シュビムワーゲン | スポーツカー | 士官用車 |

分類輸送車両
製造国アメリカ.png アメリカ
座席数3or4

1940年までにアメリカ陸軍では小型四輪駆動車が強く求められるようになり、いくつかのメーカーの参加の元、最終的なジープの設計が決定され、この不整地用偵察車両の生産が開始された。

特徴、アドバイス、補足 Edit

ただのジープ。ドイツのキューベルワーゲンと同じく3人乗りにしてM1919重機関銃を搭載した物と重機関銃を取っ払って4人乗りにした物の2種類がある。たまに何かの拍子で前面のガラスの壁みたいなのがどっか行く。どうやら銃撃1発を防いでくれる?っぽい気がする

ゲーム内映像 Edit

車両紹介 Edit

フォードGPWおよびウィリスMBは「ジープ」の名称で広く知られる軍用車両。
自動車とは軍隊にとってワークホースであり、二度の世界大戦では歩兵輸送や偵察任務などで大いに自動車が活躍した。
アメリカでも便利な小型車両が求められ、1940年6月に135の自動車製造会社に軽量偵察車両の受注入札の要請が行われた。
自動車大国であるアメリカであったが、その要求は「重量585kg以下」「重機関銃を搭載可能」など、小型の軍用車両である事を考慮すると極めて厳しいものであった。
その結果はバンダム社、ウィリス社、フォード社の3社のみが要請に応じるといった状況で、プロトタイプを提供できた会社に至ってはバンダム社だけであった。


バンダム社の製作した試作車両は要請から一ヶ月半で開発されたが重量は要求水準をオーバーしていた。
その後アメリカ軍によって一ヶ月程度のテストが行われた結果、「軽量偵察車両」の有用性が証明されたため残るウィリス社とフォード社にも同様のコンセプトに基づいた車両開発が要請された。
この要請にはバンダム社が軍需に応え切れない規模の会社というものもあり、二度目の試作車は上記の3社で行われる運びとなった。
しかしこの時点でも重量はオーバーし続けていたため、最終的には制限引き上げという形で対応している。


これらの3社はそれぞれバンダム40BRC、ウィリスMA、フォードGPと命名された車両を生産。これらは3000台ほど生産され、1941年には実戦投入による評価も始まった。
特に性能に優れると評価されたウィリスMAは厳しいトライアルに勝ち抜き、改良型のウィリスMBが配備された。
1942年からは生産能力の高さからフォードにも同規格車の生産が要請され、同じ設計図をもとにフォードGPWの生産が行われた。
これらの生産台数は第二次大戦が終了するまでにウィリス・フォード合わせ60万台以上にのぼった。


このようにアメリカ軍の絶大な信頼を得たジープは54馬力のエンジンながらに31度の傾斜にすら対応でき、舗装されてない事が当然の戦場において有用な足となった。
ジープは従来は馬で行っていたような任務を全て置換することができ、偵察や日々の施設業務、工兵の任務や消防車、野戦救急車や飛行場での業務など、アメリカ軍のありとあらゆる場面で見ることができた。
アメリカ陸軍のジョージ・マーシャル元帥は後に「われわれの勝利を支えた武器や物資は多くあるが、ジープの存在は何よりもありがたいものだった」と残しており、アメリカ軍の装備においてジープはあって当然のものとなった。


なお1942年にはフォードGPをもとに水陸両用車とされたフォードGPAも存在しており、こちらは「SEEP」と愛称が付けられている。
ジープはアメリカ軍以外の国にも供与され、MBやGPW、GPAともに戦後もよく見かけられた。
戦後もしばらくは運用が続けられたが、1960年代には後継となるM151が開発され、こちらは「ケネディ・ジープ」と呼ばれていた。


 イギリス軍でのジープ

コメント Edit

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • 硫黄島で開幕C行こうとこれ乗ったら凄いハンドリング性能高くて振り回されそうになった、なにこれ凄い -- 2019-11-10 (日) 18:17:21
  • 1940年にアメリカン・バンタム社によって原型の設計・開発が行われ、その後ウィリス・オーバーランド社とフォード社が手を加えることで完成を見た、世界一有名な軍用車両の一つ。その「製品」としての完成度はアメリカ戦車の決定版M4シャーマンと並び立ち、まさしく現代型軍用車両のエポックメイキングである。通称はご存じ「Jeep」。あまりにも高い利便性と信頼性から、ひとたび配備されるやあらゆる戦線で馬車馬のごとくこき使われた生粋のワーカホリックであると同時に、当時を描いた戦争映画にはまず出演し、「それっぽい雰囲気」を強烈に醸し出すという名俳優でもある。同僚に一回り体の大きなダッジWC。また、ウィリスM38やフォードM151など外見がよく似た後輩も居る。どうやら今作出演の「Jeep」はウィリスMBではなくフォードGPWのようだ。総生産数はMB+GPWで64万7,000輛(大戦中)。 -- 2019-11-06 (水) 15:39:01
    • とにかく有名な車両だから、詳しい人が書いてくれるまで、取り敢えずのつもりで略叙をコメントしたんだ。「概要」欄に入れてくれた人、ありがとう。 -- ? 2019-11-11 (月) 10:46:26
  • これに乗ってる日本兵分隊がかっ飛ばしながら火炎放射やバズーカぶっ放してるのを見ると笑えるけど、史実の日本兵一人一人を考えると装備の差になんか泣ける、小隊いて何人が車運転できたんだろう? -- 2020-04-14 (火) 11:31:47
  • さらっと欧州戦線で機銃座付きが追加されてる -- 2020-06-04 (木) 23:41:50
  • 一番敵轢き殺しやすい -- 2022-01-25 (火) 13:17:36
お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

全ページのコメント欄について改行は非推奨です。
ガイドライン←コメントを書き込む前に1度、目を通してから書き込みを行ってください。
コメントアウト(非表示)・削除・通報・修正対象等についての記述が記載されています。


ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS