PIAT のバックアップの現在との差分(No.6)
PIATは歩兵と装甲車両の両方に効果的なロケットランチャーである。取り扱いには要注意。
特徴、アドバイス、補足
突撃兵ランク11で解放される第二の対戦車ランチャー。対戦車用の擲弾を発射する。 弾速がパンツァーファウストよりもさらに遅く、弾道の落下も2倍近く大きいので、遠くの敵や戦車に当てるのは難しい。 またパンツァーファウストもそうだがズームしないと精度が悪化するので注意。 そのかわり、リロードがファウストよりも圧倒的に早くなっている。慣れが必要ではあるが、当てられさえすればその威力はファウストに勝るとも劣らない。 しかもファウストより早く二発目を撃ち込める。熟練すればPIATの方がかえって使いやすいかもしれない。 対人威力もこちらのほうが優れている。近距離を中心に戦いたい場合は役立ってくれるだろう。 意外と知られていないが、静止しながらADSするとミニマップ上に照準が表示されるので、それを使えば迫撃砲のように間接射撃をすることができる。 ただし、この照準は若干不正確で、高低差も全く考慮されていない。そのため、精密砲撃はできない。 大雑把に狙いをつけるぶんには十分役立つので、密集している敵や、敵が籠っている建物を狙うとよいだろう。 対人兵器としても優秀で、セミオートライフルを持っている時に近距離戦をしたいという状況にもってこい。ただし、他の爆発物同様に自爆の危険性があり、また建物の倒壊に巻き込まれる可能性があるため要注意。 対人爆発ダメージの減衰カーブが特殊で、即死範囲は極小だが3m以内では最低55ダメージが保証される。 なお、自爆時は最大ダメージが85、減衰距離が0.6m-2mに減少する。 アップデート履歴
実物紹介PIAT(Projector,Infantry,Anti-Tank) Mk1は1943年に採用されたイギリス製の個人携行対戦車兵器。 WW1にて戦車の概念を生み出した偉大なる大英帝国はそうそう戦車は進化しないと高を括っていた。 1942年に開発が開始され、1943年のシシリア島のハスキー作戦から供給が始まった。 ソ連へのレンドリースも行われている。 1.1kgの成形炸薬弾を撃ち出すことを目的とされたこの兵器の特徴は、なんと言ってもその撃発方法の奇抜さだった。 性能としては有効射程100m、有効射程内での装甲貫徹力は最大100mmとされ、理論上ほぼ全てのドイツ軍の装甲車両を撃破可能であった。 勿論欠点がない訳ではなく、まずバネがめちゃくちゃ固い。 まあ慣れれば逆に戦車の弱点でもある上部からトップアタックを狙えたらしいが。本当か? まあ慣れれば逆に戦車の弱点でもある上部からトップアタックを狙えたらしいが。 更に弾頭のロック機構がついておらず、固定されないため激しく動くと装填した弾頭が落ちる。 これに関しては他の対戦車兵器でも使用時のみ装填しておくことが多いためあまり弊害とは言えないが。 いわゆる「英国面」の一つとされることがあるものの、当時の英国軍としては無くてはならない兵器であった。 その撃発方法は類稀なるものであることは明白であるが、効果的に用いれる兵器であったことは疑いようのない事実である。 ただ英国もやはりこの珍妙な兵器に思うところはあったらしく、米軍のM1バズーカが供給されるようになると急速に代替が始まった。 一応10万個体ほどは製造され、WW2後も中東紛争などで用いられたりはしたようだ。 コメント全ページのコメント欄について改行は非推奨です。 |
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