焼夷手榴弾 のバックアップ(No.10)
一時的に激しい火炎を作り出す焼夷手榴弾。火は兵士に燃え移り、元の炎が消えた後も燃え続ける。 特徴、アドバイス、補足
壁面や障害物等への着弾時に即座に割れ、炎をまき散らして周囲を炎上させる手榴弾。炎は一定時間滞留し、触れた敵(と自分)に延焼して持続的にダメージを与える。 通路において足止めや行動範囲を制限する等、敵の妨害で効果を発揮する。またダウン状態の敵は攻撃を受けると蘇生待機時間が短くなるためこれを投げて文字通り「火葬」することもできる。TDMなどで蘇生を阻止するとき使うと効果的。しかし火葬してもポイントははいらないので注意。 武器紹介
No.76 焼夷手榴弾は1940年にイギリスで開発された焼夷手榴弾。正式な名称は「Grenade, Self-Ignighting, Phosphorus, No.76.」で、文字通り白リンを使用した焼夷手榴弾であった。 第二次大戦初期、イギリス海外派遣軍の度重なる敗北によりダイナモ作戦にて撤退を余儀なくされたイギリスは現実的になった英本土防衛戦に備える必要に迫られた。 当時のイギリス軍では管理に大きなリスクが生じる白リンの使用は避けていたが、オルブライト&ウィルソン社がガソリンと白リンの混合物を利用した焼夷手榴弾を開発した。 だが当時のホームガード向けの兵器と同じくNo.76 SIPに対して懐疑的な人物は多かったが、ガソリンエンジンを多く使用していたドイツの戦車に対して有効と主張され、ホームガード向けの火器としては非常に多く生産された。 なおNo.76 SIPを開発したオールドベリーにあるオルブライト&ウィルソン社は1856年よりマッチの製造などで長く続いてきた企業であり、当時のイギリスでは2番目に大きな化学薬品製造業者であった。 コメント
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