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MG 42 のバックアップ(No.37)
信頼性が高く、扱いやすく、圧倒的な連射速度を誇った画期的な機関銃で、すべての戦線で使用された。連合軍はMG42を「ヒトラーの電動鋸」と呼んだ。
敵を倒すのに必要な距離と弾数比較。6.2パッチ (スプレッドシート
表の見方は銃器の性能表について、詳細比較については銃器比較表、またサイトについてはカスタマイズ参照。 専門技能
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| アイコン | 名称 | 効果 |
|---|---|---|
| RANK1 | ||
| リコイルバッファー | 上方向の反動が弱まる | |
| 高速弾 | 弾速が10%上がり、動いている標的や遠方の標的に当てやすくなる | |
| RANK2 | ||
| 軽量ボルト | フルオート射撃での連射速度が上がる | |
| 延長ベルト | 延長弾帯を使用することで、1マガジン250発になりリロードまでに長く撃ち続けられるようになる | |
| RANK3 | ||
| 無閃光火薬 | マズルフラッシュを抑えることで、射撃時にスポットされにくくなる | |
| クロムメッキ | 銃のオーバーヒートが33%遅くなり、銃が熱に影響されにくくなる | |
| RANK4 | ||
| 焼夷弾 | 航空機に対するダメージが100%増加する | |
| 高速リロード | 銃のリロードが15%早くなる | |
詳細については専門技能参照。
クラス内最高のレート、というか登場火器の中で最高レベルのレート981rpmを誇るMMG。
さらにアップグレードでレートを1200rpmほどまで水増しできる。
装弾数も250発まで拡張でき、まさにこれぞMGといった性能を誇る。
ただ50発連射によるオーバーヒートには注意。
逆に言えばアップグレードしなければオーバーヒートは気にしなくて良い。
レート1200rpmにした場合は腰だめズームでSGのような使い心地になる。フルオート火器の中では最速のTTKを持つ。(試製一型は5発キルの為)
MMGのみで近距離を戦いたいという人にはお勧めしたい。
当然中途半端な近距離はレートがあっても当たらないので諦めよう。
やろうと思えば接敵→即伏せ→射撃で倒せてしまう場合があるが
それは相手次第なのでやはり中途半端な近距離は逃げよう。
ちなみにオーバーヒート時は爆速でバレル交換を行う。
熱々のバレルを火傷しない様にちゃんと“空薬莢でバレルを取り出し、素手で新しいバレルを入れる”という凝った作りになっている。
早いため見辛いが、かなりの職人芸を披露してくれる
キャンペーン・Co-opで拾えるものには腰撃ち補正が付いている。とても強い。

MG42はドイツのグロスフス社が1942年に開発した機関銃。
M2やヴィッカースなどに並んで有名機関銃トップ5に入るであろう傑作機関銃。
二脚を使用して軽機関銃に、三脚に固定して重機関銃のように使えるため「汎用機関銃」と呼ばれる。
第二次大戦初期のドイツを支えたMG 34も当時は数少ないベルト給弾式の機関銃で優れた性能を発揮したが、彼ららしい凝った作りが災いして高コスト化を招いた。
更にMG34は部品の隙間が非常にタイトで、泥の多い東部戦線などでは特に信頼性にも欠けると評された。
そこでより生産性・経済性に優れ、かつ信頼性のある同様の機関銃が求められる。それに呼応する形でグロスフス社が設計したのが本銃だった。
生産はグロスフス社だけでなくマウザー・ベルケ、マゲト、シュタイアー・ダイムラー・プッハなどいくつかの工場でも行われている。
MP40などでも用いられるプレス加工を多用することで構造を単純化して生産性を改善し、MG34のタイトな設計からも大幅に変更が加えられ、ローラーロックボルトと呼ばれる機構が導入された。
北アフリカ戦線に投入されたMG42は目論見通りMG34の問題をクリアし、重量もMG34が12kgであったのに対してMG42は11kgと若干の軽量化も出来ている。
銃身の加熱しやすい機関銃であることから銃身交換は手袋を装備し、リリースレバーを1つ操作して中のバレルを抜き取るだけで可能な設計になり、コッキングハンドルを大型化して手袋のまま操作できるようデザインされた。特に生産性に関してはMG34の半分と革新的になっている。
この事からドイツでは大々的に利用され始めたが、一方でMG42が銃架の設計で車両には取り付ける事が出来なかったため、前任のMG34は引き続き車載機関銃として運用され続けた。
MG42の特徴として最もよく挙がるものがその連射力の高さで、銃口部にブースターと呼ばれる発射ガスを制御して装薬を減らした弾薬でも十分に動作させるデバイスを装備しており、同時にボルトの軽量化ができて動作速度も上がるため毎分1200発の連射速度を得た。
M2HMGやヴィッカースが500程度で一般的な機関銃が毎分600発から800発程度だと考えると、この連射速度は航空機に搭載される航空機関銃並のものと言え、それを利用して対空機関銃としても運用されている。
この凄まじい連射力により銃声は非常に特徴的な「布を切り裂く音」を発し、連合軍はMG42を「ヒトラーの電動ノコギリ」と呼ぶなど、非常に恐れられた。
一方で問題がなかった訳ではなく、その連射力の高さは当然弾薬の消費量を招き、兵士が携行する弾薬の増加を招くなど運用上の問題も目立った。
また発射音も当然大きいもので、MG42の射手は頻繁に難聴になったとも言う。
しかし実戦で蓄えられた経験に基づいた設計であるため実用性は非常に高く、ドイツ敗戦後もユーゴスラビアが生産したり、デンマークが購入した。
戦後のドイツ連邦軍においてもいくつかの改良と共に7.62mmNATO弾に変換されたMG3が現在も運用され、このMG3は西欧・東欧や中東のいくつかの国で使われている。
なおMG42から直接派生したものの中には軽量化と省コスト化、連射速度を更に引き上げたMG45(18000rpm)もあるが、こちらは試作に終わっている。
同様にアメリカ軍も鹵獲したMG42からデータを取り、殆ど模倣したT24機関銃を試作した。
T24は照準器の位置やM1919用の三脚に取り付けられる以外はほぼMG42と同一で、使用する弾薬がアメリカ軍標準の.30-06弾に変換されていた。
しかしこれはルノーFT戦車を生産する時のようにメートル法規格で作られた製品をインチ法規格で製作する際の手違いにより問題の非常に多いものとなった。
インチ法が滅びるべき理由の1つである。
このため装備としては加えられる事なくデータの評価のみとなり、後のM60機関銃に繋がるT44機関銃の試作などにMG42は直接貢献することとなる。
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