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スタッグハウンドT17E1 のバックアップ(No.16)
ビークル一覧(クリックで展開) ■戦車 ■航空機
偵察車両として優れた力を発揮した装甲車両で、アメリカで生み出されたが、アメリカ軍では採用されず、イギリス軍に供与されて世界中で使用された。
専門技能
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| アイコン | 名称 | 効果 |
|---|---|---|
| RANK1 | ||
![]() | 改良型装填機構 | 主砲の射撃間隔を10%速める |
![]() | 索敵スコープ | スコープでズーム中、チームのために歩兵をスポットする |
| RANK2 | ||
![]() | 野戦修理 | 即座にビークルのライフを10%回復し、壊れた車輪、エンジン、砲塔のダメージをすべて修復する |
![]() | 補給品展開 | 歩兵用に物資を投下する |
![]() | 整備ドリル | 自己修理の速度が2倍になる代わりに、修理量が半分になる |
| RANK3 | ||
![]() | リトルジョンアダプター | 37mm砲用の減口径アダプター。砲弾の初速が大幅に上がるが、ソフトターゲットへの爆発ダメージが低下する |
![]() | 20mm機関砲 | 歩兵及び軽装甲車両に特に効果的な20mm機関砲 |
| RANK4 | ||
![]() | チューリップ無誘導ロケット | 砲塔設置の60ポンドロケット弾 |
![]() | 徹甲弾 | 徹甲弾は爆発の代わりに衝撃によるダメージを与える |
![]() | 焼夷弾ランチャー | 着弾後も燃え続ける焼夷弾 |
詳細については専門技能参照。
| 装甲 | 入射角 | 倍率 |
| 前面 | 15° | 0.2 |
| 85° | 1 | |
| 側面 | 15° | 0.2 |
| 85° | 1.67 | |
| 背面 | 15° | 0.2 |
| 85° | 1.67 | |
| 砲塔 | n/a | 1.67 |
38T戦車と同じ装甲である。
まだ右も左も分からないという初心者の方は、車両について調べる前にこちらをご一読下さい。
これから戦車兵を目指す初心者のために
軽戦車枠の装甲車。戦車カテゴリーで唯一装甲車であり、車と同じ挙動で最高速度がとても速い。その分装甲はあまり期待できないが、逃走する余裕がある程度には耐えてくれる。
標準搭載の煙幕も放出時間が長く、速度と合わせて敵戦車に目をつけられても逃げやすい。
主砲は比較的小口径で威力は低いが、連射速度は速い。砲塔の旋回速度も軽戦車のため速くなっている。
信地旋回はできないが、トップクラスの機動力で敵を翻弄することができる。でも地雷には注意。
また履帯ではないためスタックもしやすい。もしはまってしまった場合味方に押し出してもらうか、対戦車地雷で吹っ飛ばす、最悪破壊するしかない。
WW2序盤、北アフリカでドイツと交戦したイギリス軍は装輪式装甲車の有用性を認識、米軍もそれを認め米国フォード社とGMシボレー社によりT17装甲車が試作、選ばれたのがシボレー社のT17E1である。
米軍ではM6の正式名称が与えられるも問題があるとして使用されず、すべてイギリスへ供与、スタックハウンドの名を与えられるのべ2800両が生産された。
ゲーム内で登場するタイプはスタックハウンドMk.IでM3A1スチュアートやロカースト空挺戦車、M3 リー/グラントに搭載されたものと同じM6 37mm戦車砲、同軸機銃としてあらゆる連合国兵器に搭載されたM1919 7.62mm機関銃を備える。
最高速度は紅茶もこぼれる89km/hを誇り、4WDの足回りを活かして終戦までイギリス軍を支えた。
また、派生型としてゲームに登場するスタッグハウンドMk.I (T17E1)のほか、MK.Iの主砲を3インチ榴弾砲に現地改修したMk.II、砲塔を巡航戦車クルセイダーMK.IIIの砲塔に換装し、主砲を75mm砲にしたというなかなか英国感あふれるMk.IIIがある。
他にもイギリス軍の要望により、12.7mmブローニングM2重機関銃×2を搭載した砲塔に換装、800両生産されたT17E2 スタックハウンドAAや、T17E3と呼ばれるM8自走砲と同じ短砲身の75mm砲を搭載した砲塔に置き換えられた試作車もあり、特に砲塔を載せ替え、改修された例が多い。
また、ゲームでも再現されているがMk.Iの砲塔側面に発射レールを装備、本来は航空機用の対地ロケットであるチューリップロケットことRP-3ロケットを搭載。ゲームでは可動するものの実際には発射レールが車体へ固定されており命中率は非常に低かったものの強固なバンカーをも破壊し得る60ポンド(約27kg)もの炸薬から叩き出される火力は絶大なもので、多くの搭乗員から評価されておりシャーマンファイアフライやクロムウェル巡航戦車にも搭載されている。
WW2後は、他のイギリス戦車よろしく多勢力にわたりレバノン内戦にて多くの魔改造されたスタックハウンドが活躍したという。
余談:リトルジョン・アダプター
一般的に口径漸減砲や減口径砲と呼ばれ、砲身の内部の太さが薬室(装填側)から砲口にかけて小さくなっていくシステムであり、複雑な説明は省くが、タングステン製の砲芯の外側に比較的柔らかい金属をまいた傘上状の砲弾を使用、砲の先にかけて口径を小さくするようにして絞り出すように砲弾を発射。結果、初速が速くなり貫通力も上昇するという原理を使用したアダプターである。これにより、たとえ小型の砲であっても厚い装甲を破れるという驚異的な砲であった。
しかし、特殊な弾頭を用いる為に大口径化が困難であること、金属製砲弾を絞り出すような形で発射するという構造上、砲身寿命が短いこと、榴弾が使用できないこと、技術の発達で発射後に砲弾周囲の覆いが分離し、硬い弾芯だけが飛翔していくAPDSやAPFSDSの普及により今はその姿を見ることはない。
また、リトルジョン・アダプターについては汎用対戦車砲のQF2ポンド砲(約40mm)のタングステン芯砲弾を30mmに減口するものが用いられ、残念ながらゲーム内で搭載されている37mm砲に適応するアダプターは存在せず、また2ポンド砲に換装したというスタックハウンドも実在しない為IF装備となる。
ちなみに上記の一連の装甲貫通技術は、ドイツのへルマン・ゲルリッヒが最初に理論化したものの技術的にあまりに難しく実用化は無理だとされていた…のだが、ドイツの科学は世界一ィィィなのでこれをなんとヘルマン・ゲルリッヒが対戦車兵器に応用、実用化してしまった。そのためドイツではゲルリッヒ砲とよばれ、こちらの方が現在でもよく聞く通称となっている。
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