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モスキートMKII のバックアップ(No.21)
ビークル一覧(クリックで展開) ■戦車 ■航空機
イギリス軍の多目的機であるモスキートは、機体のほぼすべてが木製であった。「ウッドンワンダー(木造機の奇跡)」の異名も獲得し、一時は世界最速機の一角に名を連ねた。
専門技能
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| アイコン | 名称 | 効果 |
|---|---|---|
| RANK1 | ||
![]() | 野戦修理 | 即座にビークルのライフを10%回復し、壊れた翼、エンジン、砲塔のダメージをすべて修復する |
![]() | 連射速度上昇 | 前部兵装の連射速度を20%上げる |
| RANK2 | ||
![]() | 装甲胴部 | 爆発による航空機へのダメージを15%軽減する |
![]() | 高高度パッケージ | 航空機が失速せずに飛べる高度を100m引き上げる |
![]() | 煙幕 | 航空機の後ろに煙幕を張り、視界を遮る |
| RANK3 | ||
![]() | レーダーパッケージ | 周囲250mの航空機を自分のミニマップに映し出す |
![]() | 軽量化パッケージ | 全動翼での機動性を高める |
| RANK4 | ||
![]() | イスパノ20mm x4 | 4連装軽機関砲。大型航空機と軽装甲の地上標的に特に効果的 |
![]() | RP-3無誘導ミサイル x8 | 3インチ無誘導ロケット弾8発。地上標的に特に効果的 |
![]() | .50口径ブローニング x2 | 航空機と軽装甲の地上標的の両方に効果的な重機関銃2門 |
詳細については専門技能参照。
まだ右も左も分からないという初心者の方は、機体について調べる前にこちらをご一読下さい。
これからパイロットを目指す初心者のために
機体サイズの大きい双発の航空機。ポジションとしては重戦闘機と爆撃機を兼ねた元祖マルチロール機とも言うべき存在。
戦闘機よりも高い火力、爆撃機よりも素早い機動力、そして爆撃もこなせる。空でも地上でも戦いたい欲張りさんでも納得の攻撃力を発揮できる。
初期装備でも爆撃機を素早く撃墜できるほどの機銃を持ち、強化すれば一瞬でスクラップにできるほどの爆撃機キラーと化す。
しかし、明確な弱点として防御力の低さが挙げられる。機動力を追求したために防御火器が全く無く、その上機動力は爆撃機よりは良くても戦闘機ほどではない。
戦闘機に追われた地点で、もはや自力ではマニューバで頑張る以外に選択肢は無いに等しい。
だが友軍機の援護があれば戦闘機の脅威も減少するし、そもそも先手を取って一瞬で撃墜してしまえば追われる心配も無い。
戦場を広く見渡し、素早く敵を排除することがより重要になるだろう。
イギリスのデ・ハビランド社が製造したDH.98 モスキート(Mosquito)。今作で登場するのは戦闘爆撃機型のFB Mk.VIで、Mk.IIを基にしているバリエーション。
当時では珍しい木造機であったが、高い機動力をもって爆撃や誘導などで活躍した。
大戦前から木製機で実績があったデ・バビランド社は、ある時イギリス航空省から新型爆撃機を開発するよう指名され、契約を結んだ。
しかし、業界の圧力や鉄とアルミの不足など問題点があった。そこで、余っていた家具資源を使える木造機を設計することに。
まずは既存の木製旅客機を基に機関銃座3つ、エンジン2つで設計したが、これでは平凡な性能になる。そして設計をやり直して悩んだ末、「余分な物を降ろす」という発想に至った。
そうして銃座を外したりして軽量化した結果、「防御火器がいらないほど早い小型エンジン2基と乗員2名の爆撃機」が考え出された。
しかし、航空省はこれを却下。既存の爆撃機製造を持ちかけたが、デ・ハビランド社は開発を続行。その機動性に目を付けた空軍の大将のおかげでなんとか量産までこぎ着けた。
こうしてできた機体は「搭載量も機動力も良くて、効率的に戦える」爆撃機になり、レーダーを搭載した夜間戦闘機型等のバリエーション機も生産された。
木製ならではの高機動の他に、「木工系の工場も使える」、「レーダーに映りにくい」、「空気抵抗を減らせる」等の副次的なメリットも存在した。
あんまりにも速いので、ドイツ空軍はジェット戦闘機が配備されるまでまともに対抗できず、ドイツ兵士からは「重爆撃機の編隊より神出鬼没なアイツの方が怖い」と言われていたほど。
しかし、木製なので高温多湿環境には弱く、インドで使われた際には接着剤が駄目になって機体が壊れたり、木製なのでカビやキノコが生えた事もあった。
当然船での輸送も厳しく、海水や高温によってエンジン含めて使えなくなる機体も続出した。これを含めて、中国に輸入されたカナダ製のモスキートは180機中50機以上が実戦の前に壊れてしまった。
良くも悪くも木造機ならではの機体であった。
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