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航続力を伸ばすためにきわめて軽量に設計されていた零式艦上戦闘機は、他の機体に比べて小型かつ操縦性に優れていた。
詳細については専門技能参照。
三菱・中島 零式艦上戦闘機 大日本帝国海軍が運用していた航続距離・格闘性能に重きを置いた戦闘機であり、一一型から六二型まで生産され太平洋戦争を戦い抜いた戦闘機である。
武装
本機二一型は九七式七粍七固定機銃(7.7mm)を機首に二挺、九九式一号二〇粍機銃(20mm)を主翼に二門装備した。
九七式は給弾・排莢不良を起こしてもコックピット内計器盤と上部に機関銃のフレームが露出しており、チャージングハンドルをコッキングして解消する事が出来た。装填数:700発x2挺
九十九式一号はエリコンFFをライセンス生産国産化した機関砲であり20x72RB機関砲弾を使用した、薬莢長が短く初速が600m/sと各国20mmの中ではかなり遅い部類でそれ故に低伸性が悪く、所謂ションベン弾と言われた(二号で解決) 装弾数:ドラムマグ60発x二門。
機体説明
真珠湾攻撃が初陣と思われがちであるが、零戦の初戦闘は1940年9月12日の支那事変に導入された先行量産機の一一型 13機で、国民党空軍の使用するI-15チャイカ I-16イシャク 33機相手の空中戦であった。 零戦は数と練度で不利だったものの、I-15とI-16共に旧式機でありI-15に至っては複葉機である為、新型機である零戦には歯が立たず、撃墜13機・撃破11機・日本側3機損傷という一方的な戦果を挙げた。これが零戦神話の始まりであるである。
1940年11月、着艦装置・主翼折り畳み機構・母船へ帰る為の通信装置、これらを装備して艦上運用が可能となった型式が生産開始された、それが本機"二一型"である。
太平洋戦争の火蓋が切って落とされた戦争初期、零戦は計画当時の思惑どうり当時類のない航続距離と巴戦での無類の強さを遺憾無く発揮し、太平洋・大陸方面への進軍に大きく貢献した。 格闘能力の高さは直ぐに連合国へ知れ渡り、零戦に遭遇した場合は急降下で加速して離脱すべきと教えられた。だが当時の零戦は水平速度も平均的であり急降下する高度が足りない無い場合、連合機は離脱も満足に出来ず、背後に食いつかれ撃たれるか、勇敢に立ち向かい撃墜されていったのである。
栄 一二型 :940hp 零戦二一型
V-1710 : 1325hp P-40 キティホーク
マーリン45:1470hp スピットファイアMk.V
R-1830-86:1200hp F4F ワイルドキャット
無敵神話の当時に会敵していた各国機体一部のエンジン性能である、比較すると零戦の栄は一回り程出力が小さい、何故これよりも強力なエンジンを持つ連合機体が零戦を振り切れなかったのか、それは重量・パワーウェイトレシオの差であった。
零戦は優れた速力・上昇力・航続力を確保する為、軽く頑丈なESD・超々ジェラルミンを開発し採用、主翼構造にバカ穴と呼ばれた肉抜きを施し、部品細部さえも細工をして徹底的に軽量化を施され、沈頭鋲などで空気抵抗を減らした非常に攻撃的な設計思想の機体であった。ここまで徹底した軽量化は連合機には見られない特徴でライバルのグラマンF4Fとは真逆の設計であり、対弾・生存性を重視した堅牢で重たいF4F・攻撃的で身軽な零戦という真反対の性格が敵機撃墜を増やした要因である。
だが極限の軽量化は機体の過負荷・機体限界速度・対弾性能を犠牲にした、特に航続距離の為主翼に敷き詰められた燃料タンクと防弾保護の無いパイロットに被弾した場合、容易に致命打となり得た。
月日が経つにつれ、連合国は対Gスーツやターボチャージャーなどの装備品、2000hp級の高速機体の登場、対零戦術の浸透、一撃離脱やパワーの差を利用したエネルギーファイトなど、戦術・技術の進化が連合国空軍を強化していった。
その進化に零戦は取り残された、設計段階から極限まで切り詰めて作られた機体は連合機のように大規模な改修を行えず、神話を作り上げた輝かしき性能もかつて支那事変で圧倒したI-15やI-16のように旧式で変わりゆく戦術にそぐわない物となってしまったのだった。
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